【安価】恋愛相談屋しながら魔法少女業に励む【コンマ】
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763: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2025/03/03(月) 16:17:02.95 ID:hdzzJy+N0



拓 務 「フィ、フィルシア君ッ!! フィルシア君はいますかっ?!」


 HR前の朝時間。一年生の学部に、3年生の拓務が慌てた様子でアリサを訪ねる。珍しいことに、一斉に拓務に視線が集まり、次にアリサに視線が集まる。


アリサ 「ブチョー? ど、どーしたノ? めずらしージャンッ」


 アリサは隠しきれない笑みで口の端をヒクつかせながら、ソワソワと拓務に小走りで駆け寄る。


拓 務 「直ぐに済むので、ちょっとこっちに来てください!」

アリサ 「? うん♪」

 駆け寄るアリサを見た拓務は顔を赤くしながら、アリサを教室から連れ出す。


 連れ出されたのは、学部教室から離れた廊下。そこで拓務は小声でアリサと話す。


拓 務 「あ、あの写真……! な、なんで……ッ!!」


 拓務は脂汗をかき、先程よりもさらに赤くしながらアリサに訊ねる。


アリサ 「使ってクレた?」


 アリサはニマニマと笑うが、拓務は首を振る。


アリサ 「ハァッ?! なぁーんで!!」

拓 務 「フィルシア君ッ! 声が大きいですっ!」


 拓務が首を振ったことに立腹したアリサは、よく響く廊下で声高に叫ぶ。空気がビリビリと振動し、アリサの声がうわんと僅かに歪む。焦った拓務は、唇に指を当て、シーッと身振りを加え、アリサに小声で話すよう促す。


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