269: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/02/18(火) 20:58:32.18 ID:3K4CB9eN0
少し村を歩いてみると、確かに年頃の男が見当たらない。サキュバスハーフに精を搾り取られ殺されてしまっているのか。
シトリー「ハーフとはいえ、魔物は魔物ということか」
露店で銅貨を渡し果物を受けとるとそれを齧りながら見回りを再開した。大勢の被害が出ているとはいえ、シトリーには勇者と認められた自分が敗れる筈はないという自信が漲っている。
シトリー「話は通じないと考えておいた方がいいね」
その後村娘達から聞き込みを行い、サキュバスハーフの魔物は森に消えて行ったという情報を入手。シトリーが村を出て森林地帯に踏み入れて僅か5分ほどで、二人は出会った。
シトリー「……む」
ヒイロ「あら〜人間さん?魔物が跋扈するこの森に来るなんて。冒険者にしても蛮勇ね」
グレムリン「キュー」
225cmの体躯。額の角。背中の羽。肩に乗っている魔物。人に似ているが魔の者であることは間違いない。
シトリー「答えてくれると嬉しいんだけど、君は村の男性を殺したサキュバスハーフのマダムかな」
ヒイロ「ん〜〜〜〜。そうだともいえるかしら」
シトリー「ふふふどういう意味だい」
ヒイロ「あなたは?私の質問にも答えて欲しいわね〜」
シトリー「ボクはシトリー。ふふ、人呼んで旋風の…」
ヒイロ「シトリーですってぇ」
グレムリン「キュー!」
ヒイロが敵意を剥き出しにして闇魔法で異空間に収納していた斧を握り、斬りかかる!
シトリー「むう!?」
愛剣の蛇腹剣でなんとか受け止めるシトリー。自分と因縁がある?そうでなければこれだけの敵意は説明が付かない。
シトリー「あなたみたいな美しいマダムの顔は忘れないと思うのだが……っ!」
ヒイロ「わざわざ名乗るなんてなんて余裕かしら、噂通り美人な女性に変身する能力を持っているのね〜ソロモン72柱の君主シトリーさん」
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