274: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/02/19(水) 00:21:05.89 ID:4EaI/o6t0
ソロモン72柱の君主の最後は呆気ないものだった。悪魔シトリーが事切れる。
シトリー「ふう…………キミはグレムリンと言う魔物だったね。ありがとう」
グレムリン「キュー」
どや顔を見せるグレムリン。シトリーはポーションを飲み、傷口に塗る。そして横たわるヒイロにも飲ませた。
シトリー「全身を撃たれたけど、頑丈だねマダム。ふふふ」
ヒイロ「……う、ふう。ありがとうございます。そしてごめんなさい勇者様〜。まさか本当に名前が被っている勇者様だなんて」
シトリー「いいさ。初めてソロモン72柱を倒せた。魔法核というやつを剥ぎ取らせて貰おう。マダムの仇を横取りしてしまったことになるけどね」
ヒイロ「それは全然。死んでくれればざまーみろって感じです〜。お母さん皆安らかに」
☆☆☆☆
シトリーの手に上級魔物からのみ獲れる魔核が握られる。勇者としての初めての依頼の上がりとしては上々だ。
シトリー「マダム。これからどうするんだい」
ヒイロ「復讐が終わっても、あの村の男達を殺めた事実は忘れてませんので〜。隠遁しようかと思います」
グレムリン「キュウ」
シトリー「それだけの力、勿体ない。ボクとパーティを組まないか。闘ったことで実力は分かったつもりさ」
ヒイロ「え〜〜でも私魔族のハーフで〜」
シトリーが腕を伸ばし50cm近く背が高いヒイロを顎クイする。なんか無理がある体勢だ。そもそも顎を持ち上げると風景の森を見るだけである。
ヒイロ「……?」
シトリー「マダム、ハーフだとか冒険者には関係ないさ。ボクにはキミが必要なんだ。この旋風の女勇者の覇道を見届けたまえ」
1002Res/883.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20