31: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/02/06(木) 04:16:06.66 ID:VJpnpTaxO
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洞窟の中はかなり広い空間であり、アジトらしく灯りや外壁が整備されている。
いくつか分岐の道を案内され、親玉の部屋に案内された勇者パーティは扉の前で待機した。
レン「かなりデカイ山賊チームっぽいな」
シア「ミーニャのお父さんってどんな人なの?」
ミーニャ「育ての親だけどね。強くて優しい。でも敵対する相手には容赦なかった。身体が返り血で真っ赤になってる姿を何回も見てる」
アメリア「穏やかじゃないわねぇ」
先に部屋に入り話をつけていたヒゲと呼ばれた山賊が扉を開け、中にはいるように促す。
「皆さんどうぞ。お頭がお待ちでさ」
ミーニャ「ありがとうヒゲ。みんないこう」
レン「おー。あたしの嫁の父親だからね挨拶もしておかないと」
親玉の部屋らしく様々な武器や甲冑、宝石が並べられており、椅子に腰かけ葉巻を咥えた人物がゆっくりと立ち上がった。
ディオス「ぁあ一目でわかった。よく訪ねてくれたなミー…」
ミーニャ「おとうさーーーーん!」
ミーニャの両手から初期炎魔法の火の玉が発射!
シア「うわああっ何でっ!」
ディオス「ぬん!」
山賊の親玉は両手で挟むように魔法を潰し消滅させる。鍛え抜かれ分厚くなった掌は火傷していない。レンはその体つきや立ち振舞いからミーニャの育ての親、ディオスの実力を看破した。
レン(つよいね)
ディオス「ふ。勇者パーティになっても挨拶は山賊流のままか…それとも葉巻を燻らせてくれようとしたのか」
山賊の親玉の名前はディオス。かつてアップル王国とは海を隔てた遠い国の冒険者チームの一員で、武帝と称される程の実力者だったが、パーティの裏切りが原因で山賊に身をおとした戦士である。2m30cmの巨体はレンの記憶には新しいオーガの王オウレツとほぼ同じ。
レン(服の中の筋肉もバキバキだね!)
ミーニャ「おとうさんにだけだよ。ふふふ。元気そうで良かった」
ディオス「まあ座れや。パーティの姉ちゃんたちもさ」
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