407: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/02/27(木) 04:09:53.83 ID:eJp8YoqtO
王都の区画の中でも運河が流れ、貿易の中心地となっている人種のるつぼなエリアにその魔物闘技場は存在した。レン達は人々が行き交う高級市場を進む。
レン「この辺はワクワクするよね〜♪あ、これしってる。簪っていう髪飾り。サムライブレードと同じ原産国のおしゃれアイテムよ、アリー似合うんじゃない」
アリー「そうかな。レーンにそう言われるとうれしい。買う」
レンはアリーが選んだ簪と自分でも二本選び、合計三本を購入した。
レン「はい、プレゼント」
アリー「え…………嬉しい。じゃあ、レーンが選んだやつがほしい。レーンはアリーが選んだのを挿して」
レン「んふふ。なんかエモいね」
アバライス『あと一本はどーすんだよ』
レン「お前の分よ。ほい」
アバライスの軟体に簪を突き刺す。
アバライス『ウワーーー核傷付いたらどーすんだよっ!』
レン「ちょっとは可愛くなったんじゃない。あははは」
アリー「〜〜♪♪」
レンから貰った簪をアリーは大切そうに扱う。
ヒイロ「お二人もいわゆるてえてえというやつですね〜」
エレナ「見えてきました。あの派手な看板が入り口です!」
エメラがチャンピオンを務めていた非合法な地下闘技場と同じように、魔物闘技場も地下で行われている。こちらは一般客も大勢出入りする合法施設だ。しかし、カーロンが暴くべしと依頼を出したのは非合法で選ばれた者だけが参加できる過激なエリア。賭けのレートも非常識に高く、乱獲した魔物や獣人を奴隷として売りに出しているという噂まである。可愛い魔物を愛するエレナは義憤に燃えていた。
エレナ「必ず一網打尽にしてやる!魔物ちゃんに安寧を!」
レン「安寧ね。セピアも言ってたな」
カミラ「邪悪な気配はフェレが敏感だから頼ってくれていいわよ♡」
「いらっしゃいませーっ♪」
バニーガールの受付が愛嬌を振り撒きレン達の対応をする。彼女達も恐らくは非合法なレートがあることは知らないだろう。料金を払い、階段を降りて魔物闘技場に入場した。
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