535: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/03/10(月) 03:16:39.90 ID:vbAaQBoY0
ズドオォオオン
地響きを起こす大岩を全員が躱す。ディオスにとってかつて闘ったアンドロスも爆乳バトルマスターのミルカも目に入らない。かつて自分を見捨てた憎き元パーティリーダー。恨みを燻らせておくだけですませてやろうと思っていたのに、奴は自分の大切な部下を大量虐殺した。沸騰する頭でも何となく理解している。何らかの手段で自分が生きていることを知り、報復を恐れて殺しに来たのだ。
ディオス「わりぃなミーニャ…俺は今日死んでも構わん…………!」
募り続けた恨みが更なる燃料をくべられ燃え上がる。55歳の鍛えぬかれた肉体が力の解放を求めて震える。
ディオス「ぬ、ぐ、おおおおお」
片手に斧を握り、ディオスは一歩一歩進む。貴族は震える脚にカツを入れ、ワイバーンに指示を出す。ワイバーンは熱線をディオスに向けて放つ!
ワイバーン「ギア!」
ディオス「ぐあ!!」
ディオスの手甲が熱線を弾き飛ばす。彼の手甲はタングステン製。融点は3000℃を超える。ワイバーンの砲撃といえど通用しない。はね飛ばされた熱線が上空で爆発した。
ミルカ「うおお。やるわねあのオヤジ」
「ば、化物だっ。お前ら何をしている!殺れ!」
飛空艇に乗る兵士たちに檄を飛ばす貴族。兵士はディオスに数で挑みかかるが、斧の一振で最低二人は死傷した。
ディオス「ぐあ!!があ!あーーー!」
「「ぎゃああっ」」
「ぶ、武帝に勝てる訳がないっうああっ」
「ひいぃ。あ、アンドロス!」
すがるような視線を向ける貴族。虫酸が走るアンドロスだが魔王からもディオスを倒すように言われている。
アンドロス「ディオス。私との決着…をつけさせてはくれぬな!」
背後から忍び寄るミルカに剣を振るう。躱したミルカは改めて構えた。
ミルカ「あれが武帝ディオスね。聞いたことはあるわ。大分怒らせているみたいだけどなにしたんだか!私には関係ないけどね」
勇者パーティのバトルマスターを相手に余所見をする余裕はない。アンドロスも双剣を構えミルカに集中した。
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