628: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/03/20(木) 02:03:27.37 ID:lAru0pSNO
アスモデウスの視界にもレンが映る。予想外なのはビキニアーマーなことだ。
アスモデウス(なんじゃあのふざけた格好は。と、言いたいところだが良い装備よ。だが……勇者レンとは髪の色以外違う。アンドラス。貴様本当に魔法を使ったのか…)
レン「〜♪」
レンもこちらに近付いてくる。アスモデウスの右腕の傷が疼いた。背筋が寒くなる。
アスモデウス「……」
アスモデウス(……)
2人の距離は30mほど。ここまで近付けばアスモデウスは相手のことをほぼ確実に把握していた。間違いなくあの女は勇者レン。メフィストの言っていたことは正しかった。
アスモデウス(勇者レン、おのれ!死を偽装し余との決着を避けたか!力が変わらぬというならば、それは腑抜けたと言わざるを得まい)
2人の距離は15m。
アスモデウス(じゃが余の執念を甘く見たな。憎しみとともに血沸く感覚が燃え上がる。貴様に腕を切り落とされて以来じゃ。一撃で塵にしてやるぞ)
レン「〜♪」
アスモデウス(かつて貴様は余に奇襲を仕掛けた。仕掛けられても文句は言えまい)
2人の距離が5m。そしてシルエットが重なった。
ボジュウウゥウウッ!
アスモデウスの全身から魔力が溢れる。地面が揺れ、あまりの密度と禍々しさに周りの人間たちも腰を抜かした。その憤怒のエキゾーストノートは聞くものすべての心を凍らせる。
アスモデウス「死ね!」
しかし掌をレンにぶつけようとしたアスモデウスは目を見開いた。レンが眼帯を指でずらし、空洞の眼窩に埋め込まれた輝く闇のダイヤモンドを見せつけていた。
アスモデウス「むう!?」
レン「ショタじいやれっ」
地面から光の柱が上がり、2人を飲み込んだ。
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