630: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/03/21(金) 00:05:17.57 ID:Fn9VqZD9O
☆☆☆
レン『確信があるんだけど、アスモデウスは諦めないわ』
カーロン『恐らく魔王軍にまで勇者レンの訃報は届いているはずじゃぞ。それでもか』
レン『この国を破壊しながらあたしを探し回る未来が容易に想像できるもん。いないならいないで、滅ぼす』
カーロン『くふぅ。国費大分かかったんじゃぞ国葬に。困ったのう…お主が一度撃退してから7年。いつ攻撃してくるかわからんからのぉ』
レン『ショタじいの想像よりも多分早いと思う。はーーー…しゃーないあの作戦でいくわよ』
☆☆☆
カーロンの転移魔法が発動し、レンとアスモデウスはその場から消失した。近くにいた人々は何事だったのかと怯える。屋根の上で杖を振りかざしていたカーロンは勇者に全てを託した。
「な、なんだったのあの魔力は」
「人が消えた」
カーロン「レンよ任せたぞぃ」
☆☆☆☆☆☆
アスモデウスは浮遊感に襲われ、転移魔法にかけられたことを把握する。しかし目の前には勇者レンがいる、一緒に転移されたのだ。薄暗い空間。たかが知れている即席レベルの転移魔法だったが、術者とレンが協力することで性能を底上げしたか。
アスモデウス(地下にでも罠を用意して誘い込んだか。関係ないわっ自らも転移に巻き込まれては世話無い話!)
バシャアッ
しかし攻撃の前に大きい音を立てて着水する。身体が焼けるような激しい痛み。膝まで浸かるほどの聖属性の水がこの地下空間に張られていた。
アスモデウス「ぬお、おおおっ」
人間で勇者であるレンに聖属性は味方する。魔族のアスモデウスには苦しみを与える毒でもレンには心を癒す聖水となった。
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