631: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/03/21(金) 01:09:20.89 ID:Fn9VqZD9O
アスモデウス「チンケな罠じゃ!ふはははぁ勇者レン、余のこの姿でも誰だか分かるようじゃな」
レン「あたしの知ってるアスモデウスはもっと醜かった。そのエッチなお姉さんの姿のままでいてほしい!」
アスモデウスの前で真の姿を愚弄する言葉は禁句である。しかしこの頭に響くような切れ味の物言いはむしろもう一度聞きたかった。勇者レンの何よりの証明だった。
アスモデウス「ははははっ。そのような姿になっていたとは。しかし余との対決は避けられぬと覚悟したようじゃな。お誂え向きよ!八つ裂きにしてくれるっ。この程度の水!」
ソロモン72柱の王女にとって宙を舞うことは容易い。スリップダメージを回避し、状況を把握する。天井が高いドーム状の空間で、3本の柱が支えていた。パッと見出入口はない。どこかのダンジョンのようだった。
アスモデウス「出入口が無いわけはない。罠を仕掛けているのだからな」
レンの姿を見る。ビキニアーマーは兎も角、手ぶらの状態で明らかに戦闘態勢ではない。
アスモデウス「と、見せかけてというやつじゃろ。貴様はそういう勇者よ。忌々しい……忌々しいっ」
☆☆☆
レン『っはーー………痛覚麻痺してもらったとはいえ、キツいわ片目くりぬくの』
カーロンの水槽に薬漬けにされたレンの右目がプカプカと浮かんでいる。そして空いた眼窩には闇のダイヤモンドが埋められていた。
カーロン『しっかり新鮮に保存しとるぞ。ことが終わったらすぐにくっ付けてやるわい。それより、どうじゃ』
レン『うん見える。アスモデウスがどこにいるか。瞼を閉じても感じられるわ。うわ!アップル王国に向かってきてるわよ。めっちゃ近い!あと1日もあれば王都に来るわね』
カーロン『なんじゃとぉ〜〜!?…さすがは勇者じゃ…タイミングが良いのか悪いのか…』
闇のダイヤモンドはかつてレンがアスモデウスに重傷を負わせた際に彼女の肉体から溢れた力の一部の結晶だった。それを視神経と繋ぎ、レンの脳にはどの方角にアスモデウスがいるのか把握できるようになっていた。
アメリア『レ、レンちゃん可哀想だわお目目が。うう〜いいこいいこ…本当にミーニャやシアちゃんには内緒にしていくの?』
カーロン『すまんのう。ワシの転移魔法であの場所に送るにはレンの力を借りても2人が限界じゃ、つまりレンとアスモデウスだけじゃな』
レン『シアとミーニャはあたしと一緒に闘うって言ってくれるけど、そうなると戦場は王都になっちゃう。それよりも手の内にハメられれば楽に闘えるはず』
カーロン『すぐに罠の用意をするんじゃっ』
☆☆☆
レン(アメリアの聖水は流石に効いてるみたいね)
ここからコンマ80〜99が出るまでレンの先制攻撃が続きます🐥🐥その分弱体化していくぞ😊
1002Res/883.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20