ハーレム勇者のTSもの2【安価コンマ】
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937: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/04/14(月) 01:31:47.63 ID:JQvEb6F00
ヒイロが飛び出し、マグナスに斬りかかる。シトリーからはマグナスの得物は見えないが、金属音がしたためヒイロの一撃を何かで受け止めたのだろう。しかし隙はできた。
シトリー「感謝する!」
シトリーが再び風魔法を全開にし、移動を始める。得体の知れない相手だが、ヒイロには150年間の経験と実力がある、信頼に足る相手なのだ。でなければパーティメンバーとして背中を預けることなどできない。
ギューーーーーーーン
シトリーの目には既に王都、そして国王城が小さく見えていた。真下はまだ森林地帯だが、あと5分もすれば街中に入り、城までは15分といったところか。
シトリー「……?」
しかし妙な感覚がシトリーを襲う。目的地に近付いている気がしない。本人は言語化できないが、現代風に言うと無限にズームし続けるGIFを見ているような感覚だっただろう。
シトリー「なんだこれはっ……う!」
後ろを見れば、30cmほどの目玉に羽が生えたような化物が襲いかかってくる。眼から放たれた熱線を体捌きで躱し、蛇腹剣で真っ二つにする。
「ギギッ!!?」
シトリー「これはいったい……は!マグナス」
シトリーの視線の先にはヒイロに足止めさせ置き去りにしたはずのマグナス。少なくとも3�qは離した筈だが、何故ここにいるのか。
マグナス「クッククク無駄無駄。貴様は俺の作り上げたテリトリーから抜けることはできん。至高の闇魔法、運命呪縛の支配下にある」
シトリー「運命呪縛?そうか闇魔法で作り上げたループ状態に」
闇魔法は人間にはまだ理解の浅い学問。正攻法で脱出する手段を考えるのは難しい。ならば、全ての魔法に共通する、発動者が死ぬことで解除される弱点を突くのが手っ取り早い。しかし、気にかかるのはヒイロの安否!
シトリー「ヒイロはどうしたんだい瞬殺されるような柔なマダムじゃないよ」
マグナス「足止めに魔族かぶれを使ったのは運が悪かったな、俺の魔法、発明品の被験者はいつだって魔族だった、魔王軍所属なんだから当たり前だな?魔族を型に嵌めることなど容易いんだよ」
シトリー「なんだと…」
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