10: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/04/18(金) 01:34:20.00 ID:+xXtLNkJ0
王都内での乱戦は激しさを増していた。少なくない犠牲を出しながら、おおよその民草は避難した。そして国王軍の数が利いてくる!
「ぎぎっ!雑魚どもがゾロゾロと!」
「ちぃ!団長、国王軍や冒険者は俺たちより弱いですが、1度に5人6人こられると面倒ですぜ」
バロック「ふん!!」
「ぐぎゃ!」
ミノタウロスのバロックが両手剣を薙ぎ払い、兵士を叩き斬る。団長である彼もジリ貧だと感じていた。
バロック「っち!人間臭くて叶わねえな。良し、人質使うぜ」
「分かりやした!」
低級魔物が怪我をした兵士を引きずり起こす。両手を縛り、ナイフを首に近付けた。
バロック「人間どもが、こいつを見ろ。武器を捨てなければこいつを殺す」
「ふ、ふざけるな……俺は国王軍だ……人質に使われるくらいなら殺された方がましだ!」
「良く言った!すまない、必ず魔物は殲滅する」
流石は国王軍。兵士を人質にするのはほとんど効果がない。しかし慣れているバロックはそんなこと想定済みだ。剣で人質の兵士の首をはね、部下に指示を出す。
バロック「おい。女のガキをだせ」
「へへへ、承知しやした」
バロックは転移してすぐに、逃げ遅れた女の子を人質として麻袋に入れておいたのだ。なんという悪逆。恐怖で涙にまみれた3歳ほどの女の子の襟を、バロックの部下が容赦なく持ち上げた。
「へへへへえ!おら!このガキを殺すぞ!!動くな人間ども!」
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