103: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/04/24(木) 00:57:07.68 ID:YVHxt+cYO
リラはデュランの身体から溢れる青黒い炎を先に見つけていた。最短距離を突っ込むと決めていた彼女は両手両足に力を込める。ヒビの入ったあの身体ならば一撃当てれば砕ける自信があった。
リラ(人間が正義だと思ったことはないが、ぶっ潰すならもっとカスな奴とやりたかったぜ)
あのデュランもどうやら転生前は人間に迫害された人間。異形の野獣になるまで怨みを募らせたダークエルフ、セピアと同じようなものか。
リラ(とはいえ、国の奴らを殺していい理由にはならねえんだわ!)
爆発的ダッシュで爆炎を突っ切る。デュラハンは兜という最強の無表情にも拘らず、リラには分かりやすく動揺しているように見えた。
ダダダダダッダンッ!
リラ(かかか。なんだよ、そんな顔もできるのか!)
握り拳をデュランの兜に叩き込もうとする!しかし、デュランは剣の先からネクロインフェルノフレイムを発動。その場でリラの動きが止まる。拳は兜の20cm手前で停止した。
リラ「お、お……!…………!おおらっ!」
デュラン「〜〜!」
ネクロインフェルノフレイムはその場から対象を動かせなくする第一段階と、脱出不可能の火柱で敵が息絶えるまで焼き尽くす第二段階に分かれている。第二段階発動までの僅かな隙に、リラが回し蹴りに移行。腕より長い脚ならば20cmの差は埋められる。
ヂッ!
デュラン「はあ゛!!……っはあ……はあ……」
リラ「くそ!外したかっ」
百戦錬磨のデュランが身体を反らせて致死の蹴り技を回避。僅かに掠るにとどまった。リラの全身が火柱に包まれた。
ボジュアアァーーーーーッ!!
ノエル「リラーーーーッ!」
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