116: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/04/26(土) 00:06:14.07 ID:U/upyWnX0
>>115 安価に導かれて気付いたら😏😏ククク
リラは兜を見下ろす。自分にとっての父親は育ての親のオーガ。その気持ちは変わらないがまさかこんな形で親と邂逅するとは。胡座をかいて側に座り込んだ。
リラ「ゲホッ……いてて……」
デュラン「カカカ……勇者よ……なにか用か」
リラ「もう死ぬんだろ。ちょっと話そうぜとーちゃん」
デュランは考えてしまう。自分には人間だった頃の記憶など無い。心の底まで魔王軍のデュラン。しかしリラの甘えるような、惜しむような声にはどうにも心が動いてしまっている。
レン「目玉の化け物。まだやる?」
騎士団から剣を貸してもらったレンがオルフィアに問いかけた。
『ふふふこの目玉にそんな能力はないわ。でもデュランちゃん達の闘いは無駄じゃなかった。紅蓮の女勇者と旋風の女勇者の実力を計り、ついに勇者レンが生きているという情報を得たのだから』
レン「シトリーにも刺客を送ってたのか」
『デュランちゃん、娘と話したいなら無理することはないわぁ。人間を憎むことと娘を愛することはアンチノミーではないのだから。安らかに死んでいきなさい貴方は最期まで魔王軍大幹部デュランよ』
デュラン「カカカ……感謝する……そして此度の敗北…………魔王様にお詫び申す」
目玉の化け物はそのままパタパタと飛んで消えていった。あれを殺しても意味はないだろう。レンは剣を下ろし、リラから離れた。国王軍からは質問の嵐だ。
「れ、レン様なんですよね?」
「なぜレーンって偽名を、国葬までしたのに?」
「なぜ女性なんですか!」
レン「あははは。あーーーーえっと」
ノエル「そこまでにしておきなさい。国を守った英雄ですよ。勇者レン、本当にありがとうございました。兄もなんとか無事です」
レン「国王軍も頑張ってたわ。王都メチャクチャになっちゃったね」
ノエル「幸い、大きな破壊は城下町付近ですみました。残りの低級魔物達の討伐にも向かわなければ…」
レン「うちのパーティや冒険者も出てるし、そろそろ狩れるんじゃないかな」
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