143: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/04/28(月) 04:36:40.07 ID:MsCsWam30
安価ありがとうございます🐧
それから数時間経過し、ミーニャ達は目的の街へ到着した。護衛任務は無事に終了しミーニャとミルカに暇が与えられる。既に月が出ており、街灯や室内の灯りが街を彩っている。
多くの人間が寝ているであろう深夜に、岩山の頂上からアンドロスはその海沿いの街を見ていた。近くには目玉に羽が生えたような魔王軍御用達の通信用魔物が飛んでいる。
アンドロス「……承知しました」
通信相手は魔王軍大幹部の魔女オルフィア。ゼノン直属のアンドロスではあるが、以前アスモデウスに命じられ勇者レンの生死について調べたことがあるように、基本大幹部の指示は絶対なのだ。
『あの街に勇者パーティがいるらしいの。デュランちゃんの敵討ちよ〜。アンドロスちゃん。貴方ならできるわ!』
昼にアンドロスがその勇者パーティの2人と話していたことをオルフィアは知らない。しかし独自の情報網でミーニャとミルカが泊まっている宿を見つけ出していた。大幹部のデュランを打ち倒したアップル王国の勇者パーティへの抹殺指令がアンドロスに下ったのだ!
『ふふふ。やり方は任せるわ。アンドロスちゃんは形式に拘るものね、そして、それで高い実力を発揮する。下手に寝ている相手を暗殺するよりも好きにやった方が成功率は高いでしょ』
アンドロス「ありがとうございます。この任務必ずや」
アンドロスの冷徹な眼差しを見た目玉の化け物は納得したような様子を見せ、パタパタと飛んで消えていった。
アンドロス(想像以上に速早かったな。これも運命か)
両腕を組んだまま山から滑り落ちるアンドロス。狙いは最年少賢者ミーニャ!
☆☆☆
勇者パーティだけあってミーニャは高級宿に宿泊していた。海沿いに建てられたホテルで、オーシャンビューだった。
アンドロスは魔法で変身した緑髪の人間の姿でホテルまでたどり着くと、ミーニャが泊まっている部屋の前に立った。
アンドロス(女の部屋に無理矢理入るか。やむ無し)
ヒュカッ!
アンドロスの双剣が分厚い木製の扉を音をほとんど立てずに四角にくりぬいた。音を立てないようくりぬいた部分を手で引き抜き、壁に立てかける。2mの刺客が麗しの賢者の寝室に侵入した。
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