187: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/01(木) 14:13:49.38 ID:1RlhrhCg0
☆☆☆
同じ勇者として切磋琢磨していたリラや、肉体的な強さでレンを一目おいていたミルカ。そしてシンプルに勇者としての力に尊敬していたルノと違い、カミラは本当に男のレンに興味がなかった。元々自分のコミュニティ以外には興味が稀薄だったカミラだが、偉そう(個人的視点)でセクハラ発言しまくりなレンに対してはシカトがデフォルトだった。
レン「そんなカミラが一緒にご飯食べてくれるなんて嬉しいなぁ!」
カミラ「ふふふ調子に乗るんじゃないわよ勇者レン様〜?あなたが私の前で人差し指2本伸ばして、乳首当てゲームやろうとかほざいたのは忘れてないのよ」
カミラがレンの頬に指をグリグリ押し付ける。カミラが言ったのはレンの悪行のほんの一部である。
リラ「雨が降った翌日にギルドの2階から、カミラが水溜まりを跨ごうとしたときに水面の反射でパンツ見ようとしたりしてたよな」
ルノ「はーー。……思い出してきました……」
カミラ「やはり吹っ飛ばした方が良いかしらね」
レン「ごめんって!(今もたまにしてるけど)ほらあたしが握ったおにぎり食べなさい。人が握ったものは嫌なタイプ?」
レンが用意した握り飯を振る舞う。食欲旺盛なリラの分だけ爆弾おにぎりだ。
リラ「ん〜〜〜んめえ。鮭とはわかってんな。かかか。カミラよ、レンがこんな用意するなんて信じられねえよな」
カミラ「そうねぇ。見た目に引っ張られて内面も変わるものなのねふふふ。ありがとうレン」
カミラが自分にお礼を言うというレア案件にレンは感動した。勇者レンだということがバレ、レーンの時ほど気安くはなくなったカミラだが、それでも男の頃と比べるとその寛容さは比べ物にならない。
辛辣レベルは男の頃が10、レーンの頃が1だとすると現在は3か4という辺りで止まっている。こうして談笑できるだけの親しさは獲得していた。
カミラ「それにしても…闇魔法というのは本当に奥が深いわね。ここまで性別を変えてしまうなんて」
カミラがレンを見つめる。小動物を思わせるような可憐な顔つきは歴戦の戦士然としていた男のレンとはまるで別物。
カミラ「もしかして妹?とか思っていたけど本物とはねえ。魔王軍の闇魔法のエキスパート……そのアンドラス?という梟の化物とは話してみたかったわ」
リラ「おめー闇魔法使えないじゃねーか。それにそいつソロモン72柱だしなぁ。殺し合い不可避だぜ。もぐもぐ」
カミラ「闇魔法は使えなくても他の属性を成長させるきっかけにはなるかもしれないじゃない」
ルノ「魔法使えないリラにはピンと来ませんよね。あ、すみません私そろそろ行きます。ギルドに用事が」
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