223: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/04(日) 01:00:23.28 ID:Yf3l0nKB0
ゼノンがイラつきを隠せず椅子に座ろうとする。その途中目に入ったのは主を失ったアスモデウスとデュランの椅子。
ゼノン「この席いらねえだろ。蹴り潰してやるよ」
オルフィア「そう荒れないの。新しい大幹部ちゃんが現れるかもしれないでしょ♪」
ベルゼブブ「そうだ。だが数だけ集めても仕方がない。暫くは空席になるだろうが理解してもらおう」
がしゃっ!と音を立ててゼノンが座る。逆立った青髪が揺れ、不機嫌さのアピールを欠かさない。
オルフィア「で、アンドロスちゃん。その勇者ちゃんは死んじゃったのね?」
アンドロス「はい。ゼノン様の命に従い、魔獣の餌としました」
ゼノン「アスモデウスもデュランもだらしねえ!あんなゴミどもに殺されたんだろ。大幹部失格だ。万物の王たる俺の同列だと思われてただけで虫酸が走る」
ベルゼブブ「アスモデウスとデュランを斃した勇者は比べ物にならんぞ。余の娘も殺されたのだからな」
ゼノンを筆頭とした魔王軍により、各国の勇者狩りが行われるようになって一週間。既に幹部により数人の勇者が犠牲となっていた。アスモデウスとデュランの領地や権限を獲得できるインセンティブも設けられ、その動きは活発である。
ゼノン「かっ。この時期は人間何匹殺そうと気分が晴れやしねえ。なあアンドロスよ」
アンドロス「仰せの通りに」
ベルゼブブ「それとだ。1年ぶりに魔王様が下まで下りてこられた。そろそろこられるはずだが」
ゼノン(魔王のやつか、ずっと寝てたと思ったぜ)
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