294: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/10(土) 02:08:40.99 ID:kQKeK7NCO
ゼノン君の怨讐はヤサカ感ある😊😊
ジリジリと焦れるような両陣営。魔物達は土魔法での土砂の排除を許すわけにはいかない。しかしアンドロスが警告した通り、この冒険者達はかなり手強いことを感じ手を出せないでいる。さらにあの兵器は精神的に追い詰められる一因となった。
「はーーっ」
レン「むむむん」
「ふんっ」
どどどどっ…
複数人で土魔法を発動し、線路を封じている土砂が撤去されていく。車両の屋根の上で冒険者達はドラゴンに乗る魔物達とにらみ合い、それが終わるのを待っていた。
ミルカ「なんだこいつら。全然攻めてこないわ」
「きゃはは。私たち強くてびびってんじゃん?しらんけど」
「どっかで振り切らねえと。ターミナルまで燃料は持たないから補充しないといかんしな」
魔物達は逸らない。幹部が来れば冒険者達を皆殺しにしてくれることは分かっているからだ。
「おい同士。どうする。このままじゃ2、3分で撤去されてしまうぞ」
「生半可な障害物は汽車の先端に付けられたカウキャッチャーで弾き飛ばされてしまう。別の場所の土砂を崩して時間を稼ごう、雪崩でもいい」
「それなら1qほど先で別の部隊がやってる筈だ」
所詮汽車は決められたレーンを走るしかないのだから、罠はいくらでも仕掛けられる。自分達はこうして人間どもに気圧されている振りでもしていれば良いだろうというのが魔物達の考えだった。
そうしている間に土砂の撤去が完了。レン達は車両に飛び乗った。石炭がくべられピストンが左右に稼働。汽車が動き始める。
シュシュシュ
レン「ねえ、ちょっと考えただけで問題山積みじゃない?奴らきっとこの先も邪魔してくるし、魔物と一緒じゃ石炭を補充に途中の駅に止まれないでしょ。ここでやり合ったほうが良いんじゃないかな」
「それは嫌な予感がする。奴らを撒く秘策はある」
責任者である壮年の冒険者がそう言うと、ミルカの隣にいた黒髪の女が車両を飛び降り、汽車を先んじて走り始めた。
ミルカ「うわ、チンチロ!速。アサシンかあいつ」
アサシンは盗賊系職の最上位。瞬間的な脚力は120qを超える。
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