295: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/10(土) 02:36:08.69 ID:AliOlBpNO
「なにっ。クソ、罠を張りにいった同士を始末するつもりか!」
リラ「ほー速えな〜」
エメラ「流石優秀な冒険者を集めたというだけありますね」
汽車がスピードにノリ始めるが、すでにアサシンの姿は岩影に遮られ見えない。
レン「おじさん。あいつ斥候?」
「いや、ポイントを切り替えにいった。ちょうどこの先にルートを切り替える分岐器がある。奴は我が国でも悪名高いアサシンだが、こういう事態の為に雇ったんだ」
ゴウンゴウンゴウン
「なんだ?奴らなにを企んでいる」
地の利がある人間達の意図を魔物達は読めない。ドラゴンの機動力を活かして時速80qほどで走る汽車を追跡するが、ポイントが切り替わり、じきにこの汽車は長いトンネルに入る。そうなれば大人数での追跡は不可能。
緩いカーブを曲がると件のアサシンが仕事を終え、手を振っていた。彼女はこれでお役御免であとはスキルを活かして気配を消すのみ。
「報酬は後で受取りにいくよ〜きゃはは」
アグネア「ほー。敵にはトンネルの出口がどこにあるかすぐには分からないから距離を稼げるのかぁ」
アルマ「その分結構遠回りになるし、なんならどこかで汽車は乗り捨てることになりそうだけど☆」
「無事に剣を送り届ける事が第一だ」
魔物達もレールが切り替わった事を察するが、時すでに遅し。汽車は予定のルートを外れた。
「しまった、おいどうする!追うしかない」
「し、仕方ない飛び移るか!」
リラ「はは〜あばよ!」
汽車がトンネルに入る寸前。フクロウ特有の高速無音飛行で体当たりを仕掛けたのは魔王軍幹部のリン。リラを車両から突き落とした。
リラ「なっ……に〜〜!?」
レン「あ、リラ!」
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