415: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/15(木) 00:37:52.65 ID:fGFG9TGMO
☆☆
パーーーーンッ
異世界が破壊されミルカは線路の上に着地した。アンドロスが魔法を発動した地点に戻ってきたため、既に乗っていた汽車は先に進んでその場にはない。もっとも200mほど先で崖から落とされスクラップになっているが。
ミルカ「線路!間違いない、元の世界だわ…………アンドロス!」
アンドロスも帰還しているが、その場で横たわっている。油断も隙もなかった200cmの歴戦の戦士が今にも死にそうな消耗具合だった。
ミルカ「死んでる……?」
アンドロス「…」
ミルカは急いでアンドロスに近寄る。なにを自分はこんなに焦っているのか。自分がやろうとしていることは勇者パーティとして許されることではないだろう。
ミルカ「いいや関係ない。こんな爬虫類野郎の歴史を伝承するのはごめんだし、私はまだ勝ってない」
ミルカ「勝利っていうのは譲られるんじゃなく、ボコって奪い取るものよ。バトルマスターとして認められる筈がない!こんな決着はあり得ない!」
アンドロス「…」
アンドロスの呼吸は止まっているように見える。生命エネルギーが感じられなかった。
ミルカ「ならば……故郷の気の扱いだけは上手だったじいさんが言っていた……プラーナーヤーマよ。気を分け与え…生命エネルギーを整える。調息は長息……!」
ミルカが体内で気を練り上げ、手のひらからアンドロスに流し込む。
グオォオオオオ〜〜……
ミルカ「死ぬなよ!おい!」
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