425: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/16(金) 00:31:10.69 ID:NhSJijb10
安価ありがとうございます😊
勇者狩りが活発化し一ヶ月。ゼノンは勇者という存在を舐めきっていた。先日捕らえアンドロスに斬らせた雑魚3匹もどこかの勇者だったという。1人は命乞いまで始める始末だ。なにを警戒しろというのだ。
ゼノン「おらぁ゛あああああ」
ガガガガガガッ!
レン「んんん゛っ!やっ!にゃ゛!」
ゼノンの全身の鱗はそれ自体が鎧となり、鍛え抜かれている。筋力は5000年オーガの王に君臨していたガイオウに匹敵し、素手で岩を砕く上に気の扱いにも長けている。外部破壊、内部破壊どちらもお手のもの。
「なんだ、ゼノン様が攻めあぐねておられる」
「あの女どこかで。あ!まさか」
得意技の闘気の槍は斬り合ってよし、投げてよしの万能武器。体力は消耗するが真の姿のドラゴンになれば更に能力値ははね上る。人間の女一匹を瞬殺できていないことがストレスだ!
ゼノン「死ね!」
手のひらでの引き裂き攻撃をレンは大袈裟にしゃがみ躱す。ゼノンのすぐ近くで腕立て伏せのようなポーズとなった。隙だらけである。ゼノンが顔面を踏み潰そうとすると、地面が盛り上がりレンの位置がセノンを見上げる高さとなる。
ゼノン「土魔法!鬱陶しんだよ塵人間〜!」
ゼノンの蹴り一発で土のタワーは崩壊する。しかしその前レンは跳躍。両手剣を握り縦回転しながら襲撃した。
レン「くらえっ」
ゼノン「!」
眼前に晒された剣圧が、ゼノンの人間を侮り切った精神を制した。身を翻してそれを躱すが、龍人族の王にとってはそれ自体が屈辱的体験。
レン「動けるわこいつっ」
ゼノン「てめえ〜」
意外にも逆上せず、目の前の現実をゼノンは受け入れた。こいつらは今までの犠牲者とは違う。近くのリザードマンが叫んだ。
「ゼノン様、そいつ勇者レンです!アスモデウス様とデュラン様を殺したという」
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