544: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/22(木) 04:38:32.49 ID:ms2EWqK00
とうとうエセファンタジー名物日本モデル国出るか😏
魔王軍による勇者狩りに会い、魔王城まで連れてこられた勇者パーティは、力を封じられ闘技場で見世物として戦わされ、魔物達の溜飲を下げる慰み者とされていた。
人々のため闘った勇者達を嘲笑し、愚弄する下級の魔物達。戦力を奪われなぶられ、女は性欲の対象にもされていた。最近は大幹部ゼノンが魔族領に縛られている腹いせに、とある勇者を惨殺。その惨たらしさに他の捕虜勇者パーティは震えがっていた。
捕虜たちは牢屋の中で飼い殺されていた。もはや魔物達に逆らう気力もない。彼らの多くは多少腕の立つ冒険者が祭り上げられる形で勇者の称号を得た者達。国が勇者の名で人々の安心を得るための犠牲者と言えた。その為に色々と美味しい思いをしてきたのは事実だが、心から勇者の称号に後悔していた。
「ケケケ!おら!勇者どもメシだ〜〜〜っ。せいぜい長生きして生き恥をさらせ!」
ガシャン!と檻を蹴り飛ばし、うなだれる勇者達にゴブリンが芋や萎れた野菜等の食事を差し入れる。ゴブリンにすら完全に侮られ、何なら檻を蹴飛ばされた時に軽く悲鳴を上げていた。
「う、うう」
「ケケケケ!何が勇者だ笑わせるぜ〜」
☆☆
料理番のゴブリンが意気揚々と廊下を歩く。普通なら自分が瞬殺されてしまうような勇者を無碍に扱う快感に酔いしれていた。何が人間だ、という万能感に溢れていた。
そのゴブリンの前を1人の女が歩いてくる。ゴブリンは首をかしげた。人間ならばおそらく勇者パーティだが、牢屋から出ているのは何故か。しかし万能感に酔っている彼に恐れはない。
「失礼、魔王さんの部屋ってどちらでござんす?」
「あ゛あっ?人間のゴミが魔王様と謁見なんてできるわけねーだろっ。ていうか何で外にでてんだ!闘技場でボコられてたのか、にしては身なりが綺麗だが、何だお前!」
その女はスリットの入った着物を身に付けていた。黒髪ポニーテールの毛先は整い、牢屋の中の勇者と違い生きた眼をしていた。その視線は凛々しい。腰に刀を差し、何よりシンプルに爆乳、そしてそれに劣らない尻を赤い青海波柄の着物越しにも分からせた。
ウルシ「あっしはウルシってもんです。慈愛の勇者なんて過ぎた名ァ与えられてる渡世人でござんす。でそれにしてもあんたさん。人間のゴミ…ってのは酷い言い草だ」
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