571: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/25(日) 00:01:17.13 ID:02b4wp0r0
マグナス「私の発明品の威力を見たかね。ふふ、魔力を隠す腕輪により容易にアップル王国に侵入できた」
ニベルコル「うおーーー!流石でございますわ!なんか知らねえけど確かに警戒状態のアップル王国に魔王軍幹部3人も容易く入れましたわ」
リン「ニベルコルさん、お静かに」
変態天才科学者のマグナス。マグナスの参謀、オウルベアのリン。そしてベルゼブブの娘ニベルコル。三体とも魔王軍の幹部である。彼らはデュランの侵攻後、魔物に対して敏感なアップル王国の王都に入り込んでいた。3人の身に付けているブレスレットが魔族特有の凶悪な魔力を隠している。
マグナスは崩れた時計塔の2階から外を眺める。破壊の痕跡は残っているが、タフな民衆達によって復旧が続けられている。一番当時のままなのはこの時計塔だ。
この時計塔はデュランとミルカの闘いで崩壊した観光地的モニュメント。復旧は後に回されており、侵入禁止とされていたがそれ故3人が身を隠す場所としてうってつけだった。
ニベルコル「勇者達へのリベンジマッチですわね!わたくし、ネクロソードはありませんけど得意の炎魔法でぶっとばして見せますわ!」
マグナス「待て待て。勇者レンがいないとはいえこの国の勇者パーティは優秀。私も分身体とはいえ旋風の勇者に一度殺されているからね」
リン「そのまま死ねばよかったのですが」
マグナス「うるさいぞ。分身体を一体作るのも苦労するんだ。今日は洗脳毒電波装置でこの街を滅ぼしてくれる。ふふふふ。カーロンのやつも苦しむだろうね」
後ろで縛った黒髪を靡かせながらマグナスが高笑いする。彼はゼノンが魔族領に縛られ、雪国からレン達が帰ってきていない今を狙って侵入したのだ。
リン「というか、勇者レン達は本当に戻ってきてないのですか?随分のんびりしているようですが」
マグナス「小型目玉魔物で偵察したから間違いない。ルナの訓練に付き合っているらしい」
ニベルコル「そう言えば聞きましたわ〜ルナちゃまが魔王軍をやめただなんて!悲しいですわ涙ちょちょぎれましたわ。今度会ったら殺して差し上げないと」
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