572: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/25(日) 01:45:30.02 ID:02b4wp0r0
キープアウトテープが貼られた崩壊した時計塔の内部でマグナスとリンが爆速で装置を組み立て始める。自ら敵地へ忍び込んだのも、マグナスの天才的頭脳がなければこの装置を作ることができないため。
マグナス「ふふふふ…美しい構造だ……生き物の欲望を増幅させ凶暴化させる闇魔法と闇科学の集合芸術。リン、そちらの制御も問題ないね」
リン「はい」
天才マグナスの実力は確かで、恐ろしい毒電波を産み出す装置がみるみる組み立てられていく。それをニベルコルはほへーっとした顔で見ている。
ニベルコル「ワケわかりませんわ〜」
ニベルコルはデュランと共に侵攻したが、騎士団長ノエルの神属性に消し飛ばされた過去がある。一度は消滅したが、魂は父であるベルゼブブの元に戻り、再び力を分け与えられることで再生可能なのだ。
30分ほどで恐怖の装置が完成する。マグナスは今回の作戦に大幹部昇格を賭けていた。生き物の欲望や狂暴性を増幅させるそれは、パラボラアンテナを複数取り付けたような機械だった。スイッチが入った瞬間、闇魔法電波が放たれる。そんな危険な代物が王都の内部に作られてしまったのだ。
マグナス「ふーーふふふ!さぁショーを始めよう。アップル王国は今日滅びる!」
マグナスの脳内には大幹部に昇格し、魔族領のあらゆる美女、美酒、美食をその手に握る想像が炸裂していた。白衣をなびかせ、ポーズを決める。
マグナス「さあスイッチをいれるぞ!」
リン(ダニ野郎ですが頭脳は本物。私の暗黒魔法の理論もしっかり昇華させている)
マグナス「何をしているリン」
リン「何がですか」
マグナス「お前が装置に繋がってるバイブでアクメを決めるのがスイッチとなる。早く始めて貰おうか」
マグナスの下劣な笑みが輝く。リンは手が出そうになった。長いため息をつく。
リン「な、ん、でそんな設定にしたんですか」
マグナス「魔族の愛液から魔力を取り込むことで動くのは実に合理的なのだよ。くくく、まさか断りはしないだろうね助手」
助手と言われるだけで虫酸が走る。今すぐにでも殺してやりたいがベルゼブブはマグナスの技術力を一定数評価している。そう言うわけにもいかない。
ニベルコル「なんですの?わたくしにもお手伝いできることがあればいってくださいましお二人とも」
マグナス「ほうほう。その意気やよし。では君に頼…」
リン「待ちなさい……!」
ニベルコルは忠誠を誓うベルゼブブの娘。こんな変態の毒牙の餌食にさせるわけにはいかない。
リン「私がやります…」
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