611: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/27(火) 00:33:55.49 ID:5CjZjdtw0
前回分身を使ってしまい、毒電波装置を組み立てるために本体で来たのが仇となった。腹から溢れる鮮血が500年の人生が終わることを告げる。
マグナス「あ゛っ……か……」
マグナス「私の夢……っ……半ばで」
マグナスの夢とは美食、美女、程々の支配。俗といわれようとそれを求めて魔王軍で邁進してきた。それが潰える。
マグナス「くそっ…………カーロン…」
しかし今際の際のマグナスは自分が不意に呟いた名前に驚愕する。そして悟った。全ては若い頃、天才と持て囃された自分に唯一土をつけたカーロンへの劣等感。それが肥大化し、ネジ曲がり、魔法で若返る度に精神の臓腑が腐っていった。
マグナス「ふ、ふふふはは」
生来の性格の悪さと女好きに身を委ね、劣等感に蓋をした、そして今回の迂闊な作戦も、大幹部昇格よりもカーロンの国を踏みにじってやりたい思いが大きかった故ではないのか。
マグナス「ちくしょおおお」
そこで思考は止まり、目を見開いたままマグナスは事切れた。バリアーが消滅し、ヒイロによって装置は破壊される。
ヒイロ「150年で辟易するというのに、人間が500歳なんて苦痛だったでしょうねえ〜」
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