623: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/27(火) 22:06:24.14 ID:NS9A+MA6O
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数十分前。シトリーは普段通り、豪奢な部屋着で屋敷を歩いていた。シトリーの屋敷はレンやリラのものよりも大きく、家政婦を雇っている。整えられた黒髪ウルフカットに金色のメッシュが混じる特徴的な髪型は、戦闘時に乱れることすら美しいと言われていた。
シトリー「ヒイロ居るかい。先にお風呂いただくよ」
ヒイロの部屋をノックする。唯一のパーティメンバーであるサキュバスハーフの巨女ヒイロも屋敷に住んでいた。そしてヒイロの部屋は黒を基調に配色されており、パートナーのグレムリンのラボも隣に用意されている。
グレムリンはグレムリンという種族の魔物で、ヒイロはあえて名前をつけなかったしグレムリンも気にしていなかった。50歳という魔物的には若い個体だが、その頭脳は旋風の女勇者パーティにはなくてはならないもの。素晴らしい待遇を与えられていた。
ノックしてヒイロの部屋に入るシトリー。特に出掛ける予定も聞いていないので居るはずだと思っていたが、見当たらない。
シトリー「ヒイロ?居ないのかな」
その時、触手がシトリーの足に絡み付く!
シュルルルルーーーー
シトリー「うわっ!?」
それはヒイロの部屋のとなり、グレムリンの工房から伸びていた。ヒイロとグレムリンがそこから顔を出す。
ヒイロ「あら〜ごめんなさい勇者様。いまグレムリンと拷問用の性感触手の仕掛けを作っていたんです」
シトリー「拷問用?穏やかじゃないね」
逆さで吊るされた状態でシトリーが答える。パーティメンバーの仕業ならば慌てる必要もない。
ヒイロ「血を流させるよりはよっぽど穏やかじゃないですか〜。私もサキュバスの血をひいているのでその辺は心得がありますし」
グレムリン「キュ〜〜」
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