712: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/06/03(火) 21:37:49.49 ID:afnx55gM0
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ダレス「……」
アンドロス「ふう」
ダレスは肩鎧の隙間の腹部から大量に出血し事切れた。かなり間一髪っぽかったけどアンドロスが勝った様だ。
アンドロス「あまりにも長い生涯だったろう。安らかに眠れ」
ミルカ「ふう。あんたいつの間に影から抜けてたのよ」
アンドロス「敵に手傷を負わせたら脱出できた。油断はするな、まだ近くにいる」
アンドロスがそう言うと、近くの木の影からシルエットが浮き出てくる。それは紫髪ショートカットヘアの小柄な黒装束の女だった。胸もデカイけど私ほどじゃないわ。そして片腕が無い。
フィア「…………はぁ………………はぁ」
アンドロス「副隊長よダレスの亡骸を抱えこの場は去れ。その腕も影の中で切り落としたもの。回収しているはず。着けるのは容易いはずだ」
ミルカ「ほー。アンタ女の腕を切り落とせたのね。まあ私の小指も切ったしそりゃそうか」
アンドロス「戦士相手に余裕を見せられるほど俺は達者ではない」
フィア「……不遜………………」
その女はダレスの亡骸に手を添え、影に沈む。おいおい逃げられるじゃん。
ミルカ「おい、良いの?」
アンドロス「……」
ミルカ「あ、アンタもお腹刺されてるじゃん!」
怪我の度合い的に私がいなければあの女と相討ちだったかも知れない。無表情決めてるから分かりづらいのよ!
ズズズ
あの女は影に溶け、消えてしまった。
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