743: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/06/05(木) 13:39:18.15 ID:qcqyhN8oO
あすもでうす「金ねンだわ」
レン「定期的にあたしにお昼奢らせてるもんね」
ある日の正午、勇者レンと元大幹部あすもでうすは王都のレストランでパスタを巻いていた。当然のようにレンの奢りである。
あすもでうす「人間界は平和じゃがぬるいのう。余の力が回復しまともな戦士になれるまでどれ程かがるか」
レン「モグモグ。数ミリくらい背丈伸びたんじゃない」
あすもでうす「森で魔力を吸っている賜物じゃな。闇のダイヤモンドは保険で取っておかねばならんし。モグモグ」
レン「大人しくしてなさい。あの三つ首の化け物になられたらと思うと寒気がすごいわ」
あすもでうす「かーーーーまた余の真の姿の悪口いったのう!そこだけは貴様治らんな。絶交じゃ、暫く顔を見せるな」
レン「そういう割には席立たないのね」
あすもでうす「この飯は食っておかねば損じゃなからな。あと絶交と言っても腹減ったら顔出すからその時は奢れよ」
レン「絶交とは」
☆☆☆
ぽてぽてと愛らしい足音を立てながら歩くあすもでうす。街の人々からはすっかり大衆浴場のアイドルと認識されていた。そこに近づいてくるのは、不死身のガス生命体メフィスト。小柄な金髪癖っ毛のオッドアイなショタの姿は相変わらずだった。
メフィスト「あすもでうすさーん」
あすもでうす「おうミッフィー。貴様はどこにでも現れるな」
メフィスト「地面に足さえつければボクなんて人間と変わらないからね。ふふふふ、魔王軍大変なことになってるよ」
あすもでうす「新聞変わりに聞かせてもらおうか」
メフィスト「ゼノンさんが魔物領から出られない怒りで、魔物領のハーピィの里を壊滅させちゃったし、アンドロスさんを殺しに向かったダレスさんは死亡、アスモデウスさんとデュランさんの空いた領地を手に入れようと幹部達は群雄割拠だよ」
あすもでうす「ふははは。カオスで良いのう、それにしてもダレス死んだか。あやつ、お主と同じくらい昔から居るやつじゃなかったか」
メフィスト「ボクの方が10倍くらい長生きしてるけど、まぁ同じくらいかな」
あすもでうす「貴様の感覚は大雑把すぎる。わざわざそれを伝えにきたのか」
メフィスト「だっていつも通り魔王軍のみんなボクのこと無視するし。面倒くさそうな対応するんだもんさ〜」
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