744: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/06/05(木) 14:02:10.05 ID:qcqyhN8oO
メフィスト「この前目を付けてた富豪も、あっさりボクの甘言に飲み込まれて破滅しちゃったし、次の対象探し中なんだ」
メフィストは神業的契約魔法と甘言で相手を破滅させることに快楽を覚える不死身の怪物。制御不可能なため、魔王軍でも特殊な存在だった。
あすもでうす「相変わらず恐ろしいやつじゃ」
メフィスト「そういえば冒険者ギルドの掲示板見てたら、闇のダイヤモンドとその他換金交換できるアイテムが報酬な依頼があったよ」
あすもでうす「なに」
闇のダイヤモンドとは大幹部時代のアスモデウスの力の結晶であり、今あすもでうすが所持しているものは、5年前にレンに腕を切り落とされた時に溢れたものである。何故他に存在しているのか。
あすもでうす「余がこの姿になった時に身体から溢れたのか。あの時は山の上だったから、コロコロと落下されては余も見つけられんからな。よーしその依頼余がこなして見せよう。金子もゲットで一石二鳥じゃ。登録はしていたしな」
メフィスト「でも今のあすもでうすさん自他共に認めるクソザコじゃん。辞めた方がいいと思うな〜」
☆☆☆
その後、あすもでうすはギルドの掲示板を確認。そこまで距離も離れておらず、歩いて2日程で目的地に着くという。強力な魔物が居るという情報もないため、あすもでうすはその依頼を受けることにした。
ざっざっざ…
あすもでうす「余に取っては大切な闇のダイアモンドも他のものにとっては薄暗い石ころじゃからな。ずっと依頼が残っておったわ」
あすもでうす谷間が露出している以外はキッチリとした冒険者服を身に付け、山道を歩いていた。そのとなりにはメフィストがフワフワ浮かんでついてくる。
メフィスト「面白そうだから付いていくけど、ボク契約魔法以外は全然だし身体ガスだから荷物持ちもできないし頼らないでね♪」
あすもでうす「こんなか弱いおなごが荷物背負っておるのに、恥ずかしくないのか」
メフィスト「偵察くらいはできるよ」
クソザコとはいえ魔族で、かつての大幹部。険しい山道をすいすいと進んでいく。時々狼系の魔物に遭遇したときはメフィストに事前に知らされ、難を逃れていた。
気が付けば深夜で、次の日には目的地に到着する。トカゲの丸焼きを齧りながらあすもでうすは高笑いしていた。
あすもでうす「ちょろいの〜〜ふははは」
メフィスト「もっとバイオレンスあってもいいんだけど!次オークとかに遭遇したら教えないでいいかな〜♪」
あすもでうす「この辺にオーク等おるのか」
☆☆☆
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