812: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/06/11(水) 00:30:55.20 ID:tDX+/I+60
ウォル「固ぇな〜〜……流石は高名な勇者パーティだね」
闇結界内の草むらから黒髪短髪の三十代半ばの戦士が現れる。軽薄な笑顔の色男だ。
ミルカ「てめ〜〜…………ウォルか」
ウォル「そうだぜ。俺の部下の人間爆弾作戦は成功したみたいだな」
ルノ「あれがウォル!?じゃあ、水晶に映ったのは一体…」
ウォル「ふは。俺の魔法なら占われる事を把握するのも、それを隠蔽するのも容易いんだぜ。こういう魔法に精通しておくのがこの家業で長生きするコツだな」
漆黒の冒険者服で剣を腰に差し、短剣も装備している。その他身体中のポーチには色んな装備が隠されているだろう。
アンドロス(こやつ強いな)
リラ「ふざけたことしやがって、カミラ、この壁破壊できねえのか」
カミラ「光属性で中和できるわ〜。でも、罠がありそうね」
ウォルの慌てていない様子は何かあると直感で看破するカミラ。外道の魔法戦士は拍手した。
ウォル「んは。やるやる。何回流石って言わせるつもりだよ。あんたらみたいなのは俺のようなゴミ放っておいて世界のために頑張ってくれよな」
ミルカ「テメーをぶちのめした後頑張ってやるわよ……っ……ぐ、あ」
ウォル「右手炭化してねぇ?よく動かせるもんだよなぁ。小指無いのはもともとかい」
苦痛で呻くミルカに、ウォルは緊張感なく近付く。
ルノ「あなた、この結界の中にいつまでもいられはしないでしょう。解けたとき私達全員から逃げられると思っているのですか!」
ウォル「この結界は移動魔法も兼ねてる。発動条件は…強者の血だぜ!」
半死のミルカにウォルは容赦なく襲いかかった。
1002Res/900.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20