880: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/06/17(火) 22:28:02.11 ID:UowPFgAD0
た たぶんそんな感じ😒😒
進軍から2日ほどでアンドロスの反応がある魔物領と人間領の境界に到着する。そして2mの体躯をもつリザードマンと、ゼノンの娘は人間領で待ち受けていた。
アンドロス「ゼノン様。ご足労をおかけしました」
ルナ「お、お父様。イズナもいる」
アルカネット「ホンマにアンドロスちゃんおるやん。なに考えてんねんな」
意外だったのは2体以外に誰も見当たらないことだった。イズナはそんなはずはないと警戒する。人間領地で勇者と関わりのあるアンドロス達を、ゼノンを封印する切り札として人間が放置するはずがないのだ。
イズナが腕でサインを出し進軍を止める。そしてチャリオットからロングヘアーを靡かせ着地。アンドロスに詰め寄る。
イズナ「おのれアンドロス。我輩はこの瞬間まで貴様を信じていた。ゼノン殿を縛るという大罪を詫びるため、陰腹でもしながら待っていたかと思えば両手に武器を持っているだと」
アンドロス「…」
イズナ「500年前の悲劇を忘れたとでもいうのか」
アンドロス「俺は龍人族を復興するという形でゼノン様に報いたい。お嬢様もそれを望んでいる」
ルナ「うん、うんうんっ。イズナもお父様を説得して」
イズナ「そのような甘い考えを我らが主達が持っていたために、卑劣な人間どもに後ろから刺されたのだ!人間を滅ぼし、魔王軍に勝利をもたらした時こそ復興の凱歌があがるのだ」
本来ならばここは魔王軍をゼノンが手中に…と続くのが本音だが、ベルゼブブ配下の魔物達がいる手前それは抑える。アンドロスはゼノンに向き直した。
アンドロス「ゼノン様、人間の寿命は短い。あの時の愚か者どもはもういないのです。かつて私もイズナと同じくあなたの復讐が成就することを願っていました。しかしそれは、奴らの一族、なんなら町、国までの話」
ゼノン「…」
アンドロス「人間全てを滅ぼすなど、魔族でもない我々が魔王軍に手を貸してまでやるべきではない。この100年間私はあなたに、そう言い出すことができなかった」
アンドロス「あまりにも強くなったあなたへの恐れと、あなたが幼い頃に見た惨劇を思い出してはただ覇道に付き従って参りました」
ゼノン「ですが勇者パーティと関わり悟りました。罪無き人間を愉悦で殺戮することは復讐から逸脱している。誇り高き龍人族がやることではない」
イズナ「うおおおお貴様〜〜〜〜っ」
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