【安価】恋愛相談屋しながら魔法少女業に励む4【コンマ】
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55: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2025/06/09(月) 00:03:29.15 ID:7gXcPxylO



ショウ 「みるく……みるく……みるく……みるく……」


 ワンルームの前でひとり泣き暮れるショウ。壊せば みるくは戻ってこない。しかし、何もせずにここで泣いているだけでは何も──いや、確実に みるくはあの筋肉隆々の男に嬲られて戻って来る。そう思い至ったショウは、自分の非力さ、不甲斐なさを痛感し、悔しさで目一杯唇を噛み締めた。ぷつりと皮を裂き、涙と同じく血を流す。


ラキア 「いた! あの子です!!」


 遥か空中。認識阻害と空中浮遊を合わせたマリアの能力により連れられた、ラキア、芽依、プリムスの姿があった。栞と薫がワンルームに吸引される前にテレパスで救援を求めたのだ。辿り着いた四人は地上に降り立ち、泣いているショウへと走り寄ろうとするが、マリアが止める。


マリア 「待ってください。あの箱のような魔物は、頂いた情報によれば“壊せば中にいる人間は戻って来れない”ということと、切羽詰まった声で“吸い込まれる”とのコトでしたね?」

プリムス 「はいっ。その後、あちらのテレパスが繋がらなくなってしまいました……」

芽 依 「なるほど。頂いた情報から、無闇に近付かない方が良い……とマリア様はお考えですね?」


 マリアは頷く。


ラキア 「中から出すか、自発的に向こうから出て来ないことには、コイツ壊せないんだよな……? 栞達は今どうなってんだ……ちくしょぉっ!!」


 ラキアは歯噛みするが、マリアが落ち着かせるように微笑む。


マリア 「まずは私が中の様子を伺って来ますので、皆様はこちらで待機していてください」

芽 依 「マリア様にだけ、向かわせるワケにはいきませんわ」


 マリアの提案に、芽依は首を振る。


マリア 「出られる方法が解らない以上、入れ違いで魔物がこちらに戻って来てしまうこともあるかも知れません。その場合、こちらにも人はいた方が良いでしょう?」

プリムス 「戦う人数も、ちょうど三人ずつになりますし」

芽 依 「……そうですね。それでは、お気を付けて」

マリア 「はい。こちらは皆様にお任せしますね。芽依さん、天音さん、ラキアさん」


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