【安価】恋愛相談屋しながら魔法少女業に励む4【コンマ】
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56: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2025/06/09(月) 00:04:29.51 ID:7gXcPxylO
 マリアは三人へ向けて笑いかけると、ショウの側へ向かう。


マリア 「こんにちは」

ショウ 「っ?!」


 優しく鼓膜を撫でられる心地のする声色に、ショウは後ろを振り返る。マリアの姿を見た瞬間、ショウの涙がとまり、鉛のような絶望に苛まれていた、心の重さが不思議と軽減する。


ショウ 「あ……の……」

マリア 「私は貴方の心に決めている方を助けに参りました。ですから、これ以上の涙を流さないでください」

ショウ 「そ、それって、みるくを助けてくれるってコトっ?!?!」


 ショウは突然現れた美しい少女に縋る。何故かそうするべきで、それが正解なのだと即座に思い至る。見た目だけでいえば、美しく可憐な少女でしかないというのに、だ。人々の願いで生まれた神だからなのだろうか。助けを乞い、縋る対象であると本能が呼び掛けているのかも知れない。


マリア 「お任せください。みるくさんというのですね。貴方の元へ必ずやお帰し致します」


 マリアが微笑んだところで、ワンルームの扉が再び開き、ショウとマリアを吸い込もうとする。


マリア 「こちらの殿方はお渡しできません!」

 マリアはショウを遠ざけようとしたが、ワンルームの機械のアームがショウを掴み、扉の中へ放り込んでしまった。


ショウ 「うえっ?! す、吸い込ま……わぁぁぁあああっ?!?!?!」

マリア 「そんなっ!! くっ!!」


 吸い込まれてしまったショウの後を追うために、マリアも自ら扉に呑み込まれていった。

 ショウが吸い込まれてしまったのは想定外だったが、残された三人はマリアを見送り、全員の無事を祈った。






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