103: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/06/30(月) 03:26:58.00 ID:+Cu5c0/E0
イズナ「さらば!」
アンドロス「ぬうう!」
ガキィンッ
アンドロスの剣がナイフを弾き落とす。真正面から向かい合っていたにもかかわらず一瞬で姿を見失わせたイズナの技量と、自らの未熟さに歯噛みしている。その代償が守るべき幼き少女への致命傷という結果だ。
イズナ「ちっ。アンドロス、木偶の坊のように突っ立っていれば良いものを」
アンドロス「貴様がこそこそ狙う相手など限られている。しかし、くそ!俺は……」
踞るルナの姿に自責するアンドロス。もうワンテンポ早ければ一撃目も止められていた。
ルナ「はあ、はあ……はあ……」
イズナ「見ろ、苦しんでおられる。カットスロートで楽にさせてやるべきだ」
アンドロス「貴様もう喋るなっ」
両手の双剣で襲いかかるアンドロスだが、瞬時にイズナは背景と同化する。イズナが動けば全身の模様も動き、僅かな背景の揺らぎだけが彼女の位置を知らせる手がかりとなる。
アンドロス「……そんな軽技が戦士に通じると思うかっ」
背後を振り向き斬りつける。コンバットナイフがアンドロスの柳葉刀を受け止めた。
ギャリン
イズナ「馬鹿は感覚だけは鋭いな」
アンドロス「抜かせ。さっさと真の姿を見せてみろっ」
イズナ「そこまで地獄がみたいならば良いだろう。しかし貴様ゼノン殿と闘いたいのではなかったか」
アンドロス「お前は戦場をかき乱しすぎる!先に排除だ!」
ルナはポーションを所持していたはず、急所を斬られ出血は激しく、酸性の血液が地面に滴り蒸気を上げているが傷は塞がる。しかしそれでも数分はかかる。その間手出しはさせないとアンドロスが剣を振るった。
イズナ「ゼノン殿。申し訳ない。お嬢様を殺せませんでした」
ゼノン「構わねえよ。あんな不意打ちも躱せないで俺の娘とは笑わせるぜ。唾棄するぜ」
リラ「ライン超えだぜてめーっ!とっくの昔に!」
ゼノン「はっかかってこいやゴリラ女」
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