140: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/07/02(水) 03:29:03.65 ID:aCGHFvbQO
一瞬シトリーの意識が飛ぶ。頭から血を流して空中に投げ出された。
シトリー「がっ……ぐ……!」
ゼノン「チクチク鬱陶シイテメーニハムカツイテタンダ。歯クソニシテヤル!」
ゴオオォオ
大口を開けてゼノンがシトリーに噛みつこうとする。しかしその前にリラが全速力で彼女の胴体を脇に抱えインターセプトした。
ザザザッ!と履いているブーツを削りながらも全力疾走。
リラ「っ〜〜!おい、シトリー大丈夫か、意識はっ」
シトリー「あ、う……く……お、恩に着るマドモアゼル。なんとか大丈夫さ…だが手足が痺れて力が入らない…」
リラ「オメーの言う通りだ、一度人間領まで退くぜ!」
だだだだっ
急傾斜をかけ降りるリラ。野生児の身体能力は驚異的だがゼノンは翼で追いかける。距離を縮められ背後から硫酸臭い吐息とおぞましい声が届いた。
ゼノン「何度モ言ワスナ。逃ゲラレル訳ネーダロ!」
棘が付いた尻尾が唸り、リラの右脇腹を直撃!左腕にシトリーを抱え、右腕を失っているリラは防御も出来ず真横に吹っ飛ぶことになる。
ビシャアアァッ
リラ「げぼぉっ!?」
シトリー「ぐっあ」
ドガシャンッ!ドゴゴゴゴゴッ
シトリーは手放され空中に放り出され、リラは岩山に突っ込こみ、その衝撃で崩れた岩に押し潰される。攻撃力も遥かに増していた。
ゼノン「フハハハハハ!」
リラ「ぬあ!」
ボコン
すぐさま岩山を吹き飛ばして脱出した紅蓮の女勇者は左腕を引き、みたびデュラン秘伝の突きを繰り出す構えをとった。
リラ「でかくなるのは良いことばかりじゃねーだろ!的だぜ!」
ズドーーーーンッ!
ゼノン「ヌオ」
捻りを加えた飛ぶ直突きがゼノンの顔面に直撃する。しかしゼノンは顔をブンブン振るだけだ。より強靭となったドラゴンの皮膚、鱗が攻撃を撥ね飛ばした。
リラ「オイオイマジか…」
ゼノン「闘気ノ練リ上ゲが足リネエヨナァ〜〜〜〜!!」
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