179: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/07/05(土) 00:04:42.86 ID:0l2QsONsO
ゼノンはショックを受けていた。こんな大ダメージを人間相手に負ってしまうとは。これでは弱者と揶揄したアスモデウスやデュランと同じ。
ゼノン「糞ガァア〜〜」
地面を焦がす血液を滴しながら着地する。痛みはアドレナリンで大したことはないが、左腕がないという光景に怒りがこみ上げた。
ジュワ
ゼノン「コノ程度ノ傷デイイ気ニナッテンジャネエダローナ人間共……!」
ミルカとシトリーの実力は自分には及ばないのは理解している。バランスが崩れようと絶望するべきなのは奴らの方。そう考え、どちらから殺すか思案する。
ゼノン「ハア、ハア。俺ノ腕ヲ捥イダ野郎ハ苦シメテ殺ス!ソイツカラダ!」
アンドロス「ゼノン!」
ゼノン「!……アンドロステメー……マダ呼ビ捨テカ……殺ス、ガ後回シダ」
ミルカを殺しに向かおうとするゼノンだが、アンドロスの持っている剣に視線が奪われた。自ら持参した龍殺しの剣ノートゥングを構えている。
ゼノン「テメー」
アンドロス「遺恨に囚われてはならぬ。輝かしき龍人族の覇道にそんなもの似合いはしない」
イズナ「どこまで失望させるアンドロス」
アンドロス「なに!」
ガシッ
アンドロスの背後に聞き覚えのある声。イズナが身長2mに届く真の姿、カメレオン形態となり、アンドロスを羽交い締めにした。恐るべきスニーク能力!
アンドロス「殺気を感じさせないとは…!」
イズナ「殺気を込めれば……き、貴様は読む。我輩は取り押さえるのみ!ナイフも捨てた……この身体ならば……貴様も簡単には外せまい…」
ゼノン「…!」
アンドロス「ぐ…」
イズナ「はあ、はあ。龍人族を死に追いやった忌々しい剣を……純血最後の生き残りであるゼノン殿に向ける……?何故……そんなことができるのか!」
イズナ「我々の数百年はなんだったのだ…!我々三人は始まりの同志だった。それが、なんだこの醜態は」
アンドロス「…」
ゼノン「…」
イズナのカメレオン特有の目から涙が溢れる。ギョロギョロ動きながら、肩の血が吹き出ようと拘束は弱めないで叫んだ。
イズナ「ゼノン殿我々をあの世に送って頂きたい!この馬鹿者を地獄で教育してやります」
ギュゴオオ
ゼノンの口から熱線の光が溢れた。
↓1のコンマ00〜79で回避💣
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