250: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/07/06(日) 18:49:01.07 ID:eHrK7O+pO
☆☆☆
シトリーはアンドロスを人間領に匿ったあと、リラやカミラ達の様子を見に行った。各々ギリギリの状態であり、所持していたラストのポーションで回復魔法が使えるカミラを回復させ、リラやその他メンバーの回復を頼んだ。特にヤバかったのがリラで、出血も限界だったが、シトリーが急いでカミラを連れて行ったため事なきを得る。
シトリー「よ、よし。とりあえず……リラ嬢はこれで大丈夫だ。もう意識もないけど、腕も繋がる筈…カミラ嬢、次はヒイロ嬢やノエル嬢、騎士団員達を任せて良いかい」
カミラ「ふう、ふう。旋風の勇者様はどうするのかしら〜」
シトリー「しばらく目を離してしまった……彼は恐らく戦場に戻ろうとする筈だ。止めなくては」
奴とはアンドロスの事であり、片腕を失い大怪我状態だった。その場にいるようにと言っておいたが守らないだろう。シトリーはアンドロスを寝かせた場所に向かうが、やはり血痕を残して消えていた。
シトリー「やれやれ……」
☆☆
シトリーが自らも重傷の身体に鞭を打ち飛翔する。レン達が闘いの流れで谷底へ行ったのは見ていたため、そこに向かう。助太刀してやらねば。しかし、現場に到着してみれば既に闘いは終わっていた。恐ろしい暴れ方をしたドラゴンが安らかに眠ることを拒否するように眼を見開き、横たわっていた。
シトリー「ゼノンを倒したのか…レン嬢!……あ、アンドロス。君というやつは…………っ……て」
アンドロスは横たわるゼノンの前で膝をつき、残った手を地面につけて跪いていた。歴戦のリザードマンが嗚咽を上げながら震える光景は胸に来るものがある。その隣ではルナが正座していた。
アンドロス「うおお゛…………っ……」
シトリー「……」
ミルカ「ほっといてやりなよ」
シトリー「ミルカ嬢。無事でなによりだ」
ミルカ「男の子が一目を気にせず泣きわめくなんてよっぽどのことよ」
シトリー「そうだね……彼らは元部下だからな……あ、レン嬢は……?」
ミルカが親指で差した先にレンは横たわっていた。
レン「んひっ……ひぁ……おお゛っ……♡♡っ」
ビクン♡ビクン♡ビクン♡ビクン♡
シトリー「わ、わお」
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