397: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/07/18(金) 04:41:12.65 ID:Rrcbq3KcO
ゼノンと決着着いたらリザードマン達はフェードアウトすると思っていたけどそんなことはなかった😊
「アンドロスさん冒険者登録完了しました。最初は難易度の低い依頼からこなしていくことをお勧めします」
拇印で赤く染まった親指を拭きながら人間態のアンドロスが自分で保管しておく書類を受け取った。冒険者ギルドの外で確認している彼の隣には偶然ギルドにいたレンとミルカが湧いていた。
アンドロス「…」
レン「人間に化けられるって便利よね〜。でも、冒険者なんてやる必要あるの?」
ミルカ「ゼノン討伐の報酬は受け取れないとは言ってたけど、王国から援助貰ったでしょ」
アンドロス「龍人族復興のためプールされる資金を俺が手を出すわけにはいかん。同胞達もそれぞれ必死に工面している」
人間に化けられる能力を持つリザードマンは少ないが化けられるものは潜伏し、そうでない者たちは国から土地を与えられリザードマンの里を形成している。アンドロスは王都に家を借り、守るべきルナ、サニと共に暮らすこととなった。
レン「ルナはともかく、サニって子大丈夫なの。じっとしてられる性格じゃないでしょ」
アンドロス「2人とも冒険者登録して、稼ぎたいと言っている。確かに龍人族の血をひいている為危険はないだろうが。特にサニはあの暴力衝動が抑えられるようになるまで冒険者の依頼をさせて発散させたほうがいいかもしれん」
ミルカ「活きのいい新人入ってくると美味しい依頼奪われるの危惧して因縁つけてくるやつもいるから気をつけなさいよ。ほらあのように」
ミルカが視線を向ければまさにチンピラと揶揄できる外見の冒険者三人組がハンドポケットで歩いてくる。アンドロスは笑った。
アンドロス「誰にものを言っている」
「へいへいへいルーキー。ちょいと強そうじゃねえのツラも男前だしよ〜」
「あんまチョーシのんじゃねえぞ、勇者パーティに目付て貰ってるっぽいけどよォ〜」
「あいさつ料置いてってもらおうかい」
レン「あんた達やめといたほうがいいわよ」
「勇者様はひっこんでてくれやぁ〜!」
レン「分かったわ!」
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