412: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/07/19(土) 20:31:29.46 ID:DgGU/QudO
ウルシ書いてるとからサーの阿紫花さんと恋情デスペラードの主人公が脳内に…ぐぐぐ(異常サンデー愛者)
「勇者様勘弁してくだせえ。勇者様のルナライトシャワーやインビジブル魔法がなけりゃ俺なんてすぐ捕らえられて処刑です。でもほら」
ゴブリンが肉欲のこもった視線をウルシに向ける。
「溜まった時はいつでも言ってくださいよ、ぎひひ」
ウルシ「は、お心遣い痛み入りますよ旦那。で、情報は何か集まったんで?」
パチンと刀を納め訪ねる。ゴブリンは他者は勿論、同族でも区別がつきにくい。その為各々服装やアクセサリーで見分けがつくようにしているか、このゴブリンは無個性な身なりで魔王城最下層で聞き込みを行っていた。最下層は街と一体化しており、軍の者以外も多い。よほど鋭い者でない限りウルシに逃げられ逃亡したゴブリンだとは気付かれないのだ。
「そうですな〜。闘技場でメチャクチャ勝ちまくってる俺と同じくゴブリンがいるんですって。取りつかれたように闘い続けてるらしいですぜ。なに考えてんだか」
「あとは、魔王様が戦力の補充を呼び掛けてるだとか、次の大幹部はどうするんだとか、城の混乱を憂いている奴からも多いです」
「あ、勇者様のことも噂になってましたぜ。この前ソロモン72柱の幹部を斬ったじゃねえですか。死神って呼ばれてますぜ」
慈愛の勇者と呼ばれる自分がここでは死神。落差に笑ってしまうウルシだが魔王軍にとって恐怖の対象となるのは勇者的には正しいのかもしれないと思った。
ウルシ(どうするべきでしょうね。勇者達を解放しても力が奪われた彼らじゃ戦力はおろか逃げきることも出来ねえでしょうし)
「あ、それと明日の闘技場では呪われた刀が優勝賞品として渡されるんですって」
ウルシ「呪われた刀ですかい。あっしの国にも色々ありました。国といえば……アイとラブ……動物達が恋しいでさ」
「勇者様ってジャポ国出身でしたよね。何でもその刀はジャポ国のものらしいですぜ」
ウルシ「ほう」
「ジャポ国の魔物領から新たに魔王軍に徴兵、というよりスカウトされた魔物が持っていた刀で、魔王軍幹部としての地位が約束されているやべーやつなんですって」
ゴブリンが話を続ける。明日の闘技場はそのジャポ国出身の魔物が魔王軍に力を示すための通過儀礼。自らの得物である呪いの刀を負けたら奪われるルールで見事勝ち抜くことが幹部の座につくための試練なのだ。
ウルシ「ジャポ国といいアップル王国といい、魔物領の隣国は大変でさあ。それにしてもその刀。匂いますね」
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