562: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/07/28(月) 14:22:35.20 ID:S+mIQQzVO
「へ、死にやがったぜこいつ」
「本当に元・自分の女がアクメ決めると同時に死ぬたあ、笑わせる」
「おい、この死体片付けろ」
ユラ…
そしてルシファーの眼は見ていた。勇者の死体から浮かび上がる不可視のプラズマ。これこそ魂で、この世でどれだけ地獄をみようと勇者の魂は安らぎ、天に上る。そしてエインへリアルという存在になり、天界で鍛練を積み次の闘いに備えるのだ。
だが魔王ルシファーはそれすらも許さない。手のひらを向け、そのプラズマを自分の中に取り込もうとする。自分に逆らった勇者の安寧を許さず、利用できるだけその魂を利用するつもりなのだ。それに気づいているのは大幹部と一部の幹部のみ。ゆっくり勇者の魂がルシファーの手のひらに吸い寄せられる。
ジュルレ「あんっ、あんっ♡魔王様のザーメンっ〜〜〜〜♡♡んひい〜」
ルシファー「そうだ。貴様はジュルレの戦闘訓練用肉人形に魂を埋め込み、愛するものに苦痛を与えられ続けるというのはどうだ。ははは」
ガシャァン!シュパァーーーーーンッ!
ザギンッ!
ルシファー「ぬお」
飛ぶ斬撃がルシファーの伸ばした腕に直撃し、弾き飛ばした。魔王の青い肌に浅い切り傷が刻まれ、幹部達は立ち上がる。
オルフィア「ああっ!魔、魔王様ぁあ〜〜!」
ベルゼブブ「(当然だが大したお怪我ではない)何者だ」
大窓を破壊しながら斬撃を放ったのは慈愛の勇者ウルシ。魂までも凌辱しようとする魔王に堪忍袋の緒が切れ、乱入した。勇者の魂はそのまま天に上っていく。
「あいつは!死神だ!」
「魔王様に貴様ぁああ〜〜!!」
タマモ「ほほほ。おバカさんやね〜おもろなってきましたわ」
ウルシ「よーく分かりやした。魔王さんに仁義なんてものはねえ。厚顔無恥なお方だってね」
ルシファー「ふははは。ウルシか、まだ逃げずに残っていたとは」
リン「それにあれは……タマモ?」
ルシファーの傷が回復する。魔王に不意打ちという許されない大罪にその場の魔物達が殺気立った。しかしウルシは真の勇者。恐れるものなどありはしない。
「すぐにぶち殺してやる!」
「下りてこいコラ!」
「魔法で蒸発させてやらぁ〜」
ジュルレ「ゆ、ゆるせない!殺すう!」
ウルシ「……アンタさん達。背後に気を付けるこった」
ウルシは魂の逝く末を見届け、屋根からダイブした。タマモもそれに続き、魔物達が必死の形相でそれを追いかける。魔王軍の例会は大混乱の中終了した。
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