594: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/07/30(水) 00:53:04.09 ID:kHGuCE4U0
>>593 大丈夫だ むしろ美味しいことになるかもしれない😏😏😏
魔王軍の例会に乱入して一週間。ウルシを探す包囲網は拡大していき、団長クラスを三体討った彼女は屋根裏で肩の傷に包帯を巻きながら一息着いていた。
ウルシ「ふーー。こちらから叩き売りした喧嘩とはいえ、気が休まらねえ」
「や、やばいですよ勇者様。勇者様に死なれたら俺なんてすぐに捕まって打ち首だ」
ウルシを檻から解放し、寝返ざるを得なかったゴブリンも慌てている。彼も当然捕まれば死だ。
ウルシ「小鬼の旦那、あんたさんは魔王城から逃げたほうがいいかも知れねえ。野良の小鬼として生きていくほうが死ぬよりはまじでしょう」
「ぐ……そ、それしかねえか……」
タマモ「ほほほ。難儀してはりますな」
ウルシ「また狐さんですか。あんたさんがあっしとやりあう気がないのは分かりやしたが、心臓に悪ぃ」
九尾の狐の魔物が擬人化したタマモは魔王軍ではなく、マモンという魔物の部下だという。例会に乱入し、撤退する際に付いてきてしまったのでアジトの位置がばれてしまっていた。
「ひええっ」
タマモ「小鬼はんはほんま小心者ですねぇ」
ウルシ「魔王軍でないあんたさんも追われる身だって聞いてやすよ」
タマモ「そうなんどすえ。ほほ。ウチもこの一週間魔王軍を何体か殺ってしもうて。ルシファーの弱点のひとつでも見つけて帰りたかったんですけど一人じゃ厳しいみたいなんです」
ウルシ「……」
タマモ「どうやろ、ジャポ国出身同士共闘しませんどすえ?」
ウルシ「なんですって」
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