671: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/08/05(火) 00:10:50.03 ID:bntFgjEi0
なんという統一感🐱
選択肢にあるからいいのだ🎰🎰
アルカネットを退けて一週間。魔王軍の例会に乱入してからは二週間経ち、ウルシたちは潜伏場所を移していた。以前は別館の屋根裏に潜んでいたが、そこはもう使えない。
城下町を内包した巨大な魔王城には絶壁が存在する。そこには魔物領特有の荒々しい天候や魔物による破壊により無数の穴が開けられている。その一つにを隠していた。
ウルシ「しかし、この場所も長くはもちませんね」
「そ、そうですぜ勇者様。魔王軍の捜索は日々規模を増してます。もう魔王城から離れた方がいいですぜ」
タマモ「ほほほ。ゴブリンはんは早く逃げれば良いものを。何でまだいるんです?」
「ギヒ。俺達ゴブリンなんて低級魔物は長いものに巻かれないと結局生きていけねえ。森に逃げても谷に逃げても、強い魔物の餌なんです。まだ勇者様や妖狐様の脛かじってた方が生存確率ありますんで」
ウルシ「自己責任でお願いしますよ小鬼の旦那。奴さんら…どうやら本気であっしらを殺しに来てるようですからね」
タマモ「勇者が城の中に潜伏してるなんて、そりゃあ看過できませんどすえ。でもこれ以上の熱を感じるのは恐らく、ルシファーの腕を傷つけたからでしょうね」
ウルシ「ふ。魔王さんも気が小せえ」
☆☆☆
同時刻。例会に乱入したウルシによって腕を傷つけられた魔王は気にした様子は見せていない。激怒しているのは魔王を崇拝し敬愛する大幹部のオルフィア。ウルシ抹殺に多額のインセンティブをかけていた。
ルシファー「もう良いオルフィア。気にすることはない」
大幹部の円卓の間で、玉座に座るルシファーに跪くのは件の大幹部オルフィア。紫色のロングヘアーが地面についている。
オルフィア「魔王様に傷をつけるなんて大罪を犯した者を未だに捕らえられないだなんて。魔王様の寛大なご配慮を賜り光栄の極みでございますがぁ〜〜……私自身が許せませんっ」
ルシファー「ふははは。お前の美しい顔が歪むのは望まん。オルフィア、注いでもらおうか」
男性形態のルシファーがグラスを持つ。オルフィアはすぐさま立ち上がり血のように真っ赤なワインが入ったボトルを傾けた。
そのとなりに佇むのは同じく大幹部のベルゼブブ。
ベルゼブブ「魔王様。やつは一度あなた様の精を受けた身。すでに始末はついておられるのでは」
ルシファー「その通り」
オルフィア「まあ。魔王様それってどういうことですか」
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