ハーレム勇者のTSもの4【安価コンマ】
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935: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/08/25(月) 14:12:33.26 ID:aqrPsF9DO
☆☆
リラ『おう。おめーの村も無事か。良かったな』
ソリラ『オレの村も襲われたんだ!魔王軍の奴らめ〜。でもぶったぎってやったぜ』
レン「エメラは隣国の王都出身だから大丈夫だとして、ミルカはどうだったの?」
リラ『あいつはこの機械持ってないから連絡はつかねえけど、大丈夫だと思うぜ。あと数日で帰ってくるんじゃねえかな』
B・LANで連絡を取り合う勇者たち。中には悲痛な連絡をするパーティもいるが、知り合いは基本的に問題はないようだった。
レン「リラ今どこにいるのよ?森っぽいけど」
リラ『ミルカ以外のメンバーで討伐依頼だよ。王都にはつむじ風がいるんだが……そーいや今日か。マリアちゃんの処刑は』
マリアとは聖職者でありながら人類を裏切り、魔王軍大幹部ベルゼブブを崇拝したゼブル教の教祖にして神官。何人もの人々を生け贄に儀式を執り行っていた証拠が発見され死刑となっていた。
レン「そろそろよね。はあ〜……」
レンの口からため息が漏れる。実はかつて再三牢獄に忍び込み、脱走を手配していた。それは勇者として許されない行為だがアメリアの魔法により、すでにマリアの邪気は完全に消滅していた故の暴挙だった。しかしマリアはとうとう首を縦には振らなかった。
アメリア「レンちゃん。少し祈ってくるわね〜」
レン「あ。あたしも行くアメリア」
☆☆
王都の方角にたたずむ崖の上で二人が祈る。自分勝手な理由で多くの人を虐殺し情報を魔王軍に流していたとは言え、心を破壊した原因は馬鹿な人間にあるのだ。
レン「朝には処刑するって言ってたわ」
アメリア「マリアちゃんに安寧を…」
牢獄のマリアは見ていられなかった。自らの蛮行をベルゼブブを理由に正当化していた彼女の酔いは醒め、遺されたのはトラウマと自分がしでかした行為への罪悪感のみ。爪は我、唇は切れ、艶のある金髪も痛みきっていた。レンの脱走の誘いにも、アルカイックスマイルで僅かに首を横に振るのみ。彼女はもう死にたかったのだ。
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