121:名無しNIPPER[saga]
2025/07/12(土) 23:09:57.92 ID:AvaxkpL/0
D「ぐ…………ぐぐぐ…………クソ、なんで固いんだよ…………!」
人が通るために作られたその扉は、なぜだか異様に固かった。
ギギ、ギギギギ…………!
D「ぉ、ちょっとずつ開いて来た…………! あと…………少し…………!」
ギギギギッ…………ガシャァンッ!!!
D「よっし、開いた!!! さて、光に向かって……」
『…………ザザ…………ザザー…………』
その時、車内放送から微かなノイズのような物が聞こえて来た。
おっ、復旧したのか?
『…………ザザッ…………ハ…………殺…………殺…………』
…………ピカーッ…………!
D「…………って、あれ、光、どんどん強くなってきている気が…………」
『次…………ハ…………』
D「…………あれ、これ、こっちに向かって来て」
……………………ンガタンゴトンガタンゴトンッ!
そして、ついに、車内放送がはっきり聞こえた。
『次ハーーーー………………轢殺ゥ、轢殺ゥーーーーーーーーーーーーーー』
タンゴトンガタンゴトンガタンゴトンッ!!!!!!!!!!!!!!!
D「あ、これやっb」
パァァァアアァァァァアアァァアッ!!!!! ガシャァアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!!!!!!
ゴギャアアアアアアゴギャリメギャボキギャアアアアアアアアアアアッギイイイイイイイドガシャアアアアアアアアッ!!!!!!
ーーーーー
D「ッあーーーーッなんか雑になってないですかぁーーーッ!?!?!?!?」
また寝室だ。
D「ぜーっ、ぜーっ…………!」
いーや轢殺て。
電車でガシャーンて。
轢殺っていうか事故死じゃんあれ。
撲殺以上に身体がバラバラになった気がするなぁ。
D「…………でも、楽っちゃ楽ではあったな」
今までより一瞬の激痛で済んだから、なんか楽って感じるようになっちゃった。
そして今回、新しい女の子が出てこなかったと思ったけど、一瞬だった事とヘッドライトでよく見えづらかったけど、ぶつかって来た電車を運転してた子がいままでの3人とは別の子だった気がする。
なんかモサい感じで、ダルそうな表情を浮かべてた気がする。
あの子が車内放送の声の子かな。
D「…………というか電車壊れちゃったけど……この状態で寝たらどうなるんだ?」
まだまだ精力剤の効力も全然残ってるし。
もはや死の恐怖を上回る好奇心で、俺は再び眠りについたのだった。
ーーーーー
前編ここまで。
後編はまた後程(別日)
194Res/277.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20