【安価】怪異を犯してマンションに住まわせる
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315:イッチ[saga]
2026/09/27(日) 00:17:18.95 ID:RxO/5Bqi0
D「あ、そうだ。これかかったお金」
こっくり「はぁ……はぁ…………………………へ、え…………お金…………?」
俺はスマホを差し出した。
今回の祠修繕費、商品開発費、事務費、宣伝・広告費、キャラデザ依頼費、その他もろもろかかった費用……
かなーり相当の金額だ。
D「あ、『戻す』なら無料でいいよ、これ。こっちが勝手にやったことだしね♪ 『戻さない』なら払ってもらうけど」
こっくり「…………う………………ぁ……………………!」
スマホを持つこっくりさんの手がカタカタ震える。
目もぐるぐる、泳いでる。
D「戻したら……その『懸念』? も消えるかもね?」
こっくり「はっ…………あ、でも…………戻ったら…………あ…………あ………………!!!」
D「お金の話でついでに思い出したけど、こっくりさんがマンションに来てからそろそろ1か月だね。1か月経ったという事は、家賃を払ってもらわないと。こっくりさん、まだ働いてないからもちろんお金持ってないよね。退去する?」
こっくり「……………………ま……………まって……………………まって…………! …………今…………今、ぼく…………今、ぼく…………退去したら………………ぼくは………………!」
今こっくりが退去したら、何が残されるのか。
『こっくりさん』としての力と名前と地位を失った状態で、収入もないので『こつくり様の祠』も自動的に消滅……
時が立ち、『こつくり様』が忘れられその信仰も無くなってしまえば、残るのは……
D「力も名前も貌も無い、ただの霊的存在……かな?」
まあ完全に0からスタートにはなるけど、『こっくりさん』に戻れる可能性が無いってわけではないぞぉ☆
こっくり「はぁッ…………! はぁッ………………!!! ぁぁあぐぅうぅぅ………………!!!!!」
ぐるっ、ぐるっ! とこっくりの目がとんでもない事になっている。
……流石に可哀そうすぎたか☆
『救いの手』を差し伸べて差し上げよう…………♡
D「……あ、そーだ。『こつくり様の祠』さ、今バイト募集してるんだよ。人手不足でねー。大変になりそうだから、お給料は弾むつもりなんだよなー」
こっくり「ぁ……………………ぁ……………………」
D「なーに。なにも難しいことはない……♡ ただ、その姿のまま来たお客さんを案内してくれたり、おみやげを売り込んだりしてくれれば良い♡ 『こつくり様の祠』の売り上げも、何割かはこっくりさんの手元に入るしねぇ〜。あとはPV撮ったり〜、遊園地のキャストさんみたいに写真撮影したり? ま、それくらい♡」
こっくり「…………………………」
D「…………さあ。どーする? 『こっくりさん』♡」
こっくりは長い沈黙の後、口を開いた。
こっくり「…………ぁ…………」
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