【安価】怪異を犯してマンションに住まわせる
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351:イッチ[saga]
2026/10/05(月) 19:53:20.61 ID:plt3tiNS0
お待たせしたぜ。
盛り上がってくれ。
…………こっちもこっちで長ぇですが!

ーーーーー

ドン、ドン、ポン、ポポンポン……ピーヒャララ、ピーピー…………♪

外から祭囃子が聞こえてくる。

D「……すごいな。わざわざこんな服まで作ってもらって」

どうやってこの数時間でこれを……

女中タヌキA「私たちの『大事』な『大事』な姫様の旅立ちですからねー。全力でお見送りさせていただきます」

女中タヌキB「そうですよー。D様とは言え、姫様を泣かせたら許しませんからね? 飛んでいきますよ?」

ぎゅっ、と背中のなにかしらの紐が縛られる。

D「もちろんだ。死ぬまで愛しつくす」

女中タヌキA「そういうセリフは姫様に直接おっしゃってください」

女中タヌキB「さ。できましたよ。そろそろ姫様も準備できるでしょう」

ドォン……! ドォン……! ドォン……! プァアァアアァアァァァアン…………

女中タヌキA「丁度準備できたみたいですね。さ、いってらっしゃいませ」

D「ああ」

ここは特設の陣幕(空が見えるテントのようなもの)の中。
俺は仕切りを押し上げて、隣の部屋に移った。
そこには……

狸姫「…………D様……」

ッすぅーーーーーーーーー…………

D「めっっっちゃ綺麗」

狸姫「……D様も…………誠に、素敵です…………♡」

俺が着ている黒い袴のような服に比べ、姫様は純白の白無垢のような服に身を包んでいた。
いやマジでめtttttttttっちゃ綺麗。
息ができなくなるくらい。
髪も綺麗に結ばれ、毛も何か椿油みたいなのを塗っているのかとぅっやとぅや…………!
いや…………マジで(ry

ざわざわざわざわ……

女中タヌキ「…………姫様……! D様……! もう幕上がっておりますよ……!」

D「えっ」

あんまりにも綺麗すぎて、頭からリハーサルの段取りが吹っ飛んでいた。
気づけば、俺たちが見つめあう姿は里のタヌキたちに見つめられていた。

D「……行こうか」

にぎ……

狸姫「……ひゃ、ひゃいっ……♡」

俺は姫様の手を握り、歩き始めた。

わーわーきゃーきゃー……!

タヌキ「ずっげぇきれぇ…………」

タヌキ「ほえー…………」

子タヌキ「ひめさまー! がんばってー!」

タヌキ「あたしたちの時を思い出すねぇ……♡」

子タヌキ「ひめさま真っ赤ー」

タヌキ「よっ! 里の守り神、D!!!」


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