【安価】怪異を犯してマンションに住まわせる
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352:イッチ[saga]
2026/10/05(月) 19:53:46.59 ID:plt3tiNS0
ドン、ドン、ドン、ピーヒャララ♪ ドドン、ドドン、カラカッカ♪
キラキラ輝く祭りの提灯、立ち並ぶヤグラの上ではタヌキが太鼓を叩いたり、腹太鼓を響かせたりしている。
……あの腹太鼓しているチョウロウじゃね?
チョウロウ「(ポン、ポン、ポン♪)あD様! (ポコン、ポポン♪)あ姫様! あ〜……(ポンポンポンポンポン……)めでたい!!!(ポポン!!!)」
俺たちは里の中を真っすぐ歩き、一番大きなヤグラに登る。
姫様は白無垢をめくり、その大きなお腹を出した。
狸姫「慣れている事のはずなのですが……D様の前だとちょっと……恥ずかしいです……」
D「恥ずかしがるな。綺麗だ。……さあ。……思い切りかませっ!」
狸姫「はい……♡」
そして姫様は両手を広げると……
ポン♪ ポン♪ ポォン♪ ポンポコロン、ポポォン♪
うおおおおおおおおおーー♪
タヌキたちがヤグラを取り囲み、みな一斉に踊りだす。
俺も姫様の手を取り、共にくるくると踊りだす。
ポン♪ ポォン♪ ポポン♪ ポッ、ポポ、ポココォン♪ ポォン♪ ポォン♪ ポォ〜ン♪
俺の手と姫様の手が、姫様のお腹をリズミカルに鳴らす。
楽譜はない。
ただ気の赴くままに、喜びのままに……♪
狸姫「あは……♪ あははははは♪ あはははははははは♪」
D「ふはっ……! ははははは! はははは……! ははははははははは!」
くるくる、くるくる、きらきら、きらきら……♪
狸姫「あははははは♪ あはっ、あはははははははは♪」
D「はははっ……! はははははは……! はははははっ、はははは!」
ポン♪ ポン♪ ポッポロポッポ♪ ポッポポッ、ポポォ〜ン♪
ーーーーー
D「はぁ…………はぁ…………はははぁ…………♪」
狸姫「あはは…………あー…………♡ 楽しかったぁ…………♡」
俺たちはヤグラを降り、再び里の中を歩いて行く。
俺も姫様もじんわりと汗が染み出て、髪がぺとりと張り付いている。
歩けば歩くほど、家が立ち並ぶ里は、祭りは後ろに。
喧騒が徐々に遠のいていく。
踊り終わったタヌキたちは、俺たちに手を振って見送ってくれた。
D「……ここか」
狸姫「…………」
そしてついにたどり着いた……里のはずれにある森。
森の外縁の木にはしめ縄のような物が張られ、無闇に踏み入ってはいけない雰囲気がひしひしと伝わってくる。
リハーサルでも、この中には入っていない。
D「Dと申します。お邪魔いたします」
狸姫「姫と申します。お邪魔いたします」
しめ縄に触れないようその下を通り抜け、中に入ると……
サァアアァァアァァァァァ……ヒュオオオォォォォォォォ……
D「………………ゴク……」
狸姫「………………ごく……」
ぎゅ、と姫様が両の手で俺の手を握った。
俺の方も、姫様の手を握る手に自然と力が入る。
ゆっくり、歩みを進めていく。
ザッ……ザッ……ザッ…………
そして、俺たちはようやく開けた場所に出た。
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