【安価】怪異を犯してマンションに住まわせる
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373:イッチ[saga]
2026/10/12(月) 11:28:57.71 ID:svXH0+7T0
>>350 を元にした、化け狐
ーーーーー
サァァァァァァァッァァ…………
ピシャ…………ピシャ…………ピシャ…………
雨が降りしきる中、傘もささずに、人目を避けるように町中を歩く、ボロ布を纏う人物。
人々はそれに気づきながら、かかわらないように横をサッと通り過ぎていく。
その人物はそれを気に掛ける様子もなく、時折スンスンと鼻を鳴らしながら延々と歩き続け……
???「…………みつけ…………た…………」
ついに、1つのマンションの前で立ちどまった。
ーーーーー
D「最近雨が続くなー」
ハナは、「(そろそろ日の光が欲しい)」と嘆いていた。
ピンポーン……
D「……? はーい?」
住人(嫁たち)はインターホンを押さない。
部外者は霊障のせいで敷地内に入ってこない。
宅配も、敷地外の宅配ボックスに入れてもらっている。
という事はインターホンを押したのは…………いよいよ誰だ?
あたらしい怪異ちゃんかな〜♡
D「はいはーい♡」
ガチャ
???「……………………」
D「…………誰?」
ドアの前に立っていたのは、顔も見えないくらい、ボロ布を深く被った人物。
背の高さは俺より少し低いくらい。
若干血の匂いがする……
D「……うーむ。……とりあえず入れよ。雨も降ってるし……怪我してるっぽいし……」
???「…………まえのせいだ…………」
D「え?」
???「お前の……せいだ…………全部…………お前さえいなけりゃ…………俺は…………俺は……………………」
ギラリ……
……刃物持ってる。
うーーーーーーーーーーーん!!!!!???!?!?!?!!?!?!?
???「………………ぉ…………さ…………え………………………………ぃ…………………………」フラ……フラ…………
フラッ…………
D「……あれっ?」
バターンッ! カランカラァンッ……!
D「…………っぉあ!? おい、大丈夫か!? おい…………」
来たと思ったら、急に玄関の中にブッ倒れて来た謎の人物。
俺はとりあえずそいつを介抱しようと、邪魔なボロ布を脱がして……
D「……………………え」
そいつは、男だった。
男はボロ布の下には何も着ておらず、尖った耳、萎んだ尾を持ち、全身に金色の毛が生えていた。
肩には、大きく焼けたような傷が貫通している。
そして、背中には大きくて綺麗な絵が……
D「…………お前、あんときのボス狐か…………?」
……無事に尻尾はくっついたようでなによりだ。
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