【安価】怪異を犯してマンションに住まわせる
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375:イッチ[saga]
2026/10/12(月) 11:31:00.33 ID:svXH0+7T0
ぐぐぐぐぐぐぐ……
狐「…………ふ…………まっ…………!」
ボグオ!!!!!
狐「ぺおっ…………!!! …………ぷひゅー……ぷひゅー…………!!!」
ぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐ…………!
狐「ぴひゅー…………! ぴひゅるーっ…………!」
バキャア!!!!!
ドン! ドッ! ド! バンッ!
おー……ヒメの最後のパンチにより、男の身体がふっ飛び、床に2、3度バウンドしてから壁に激突した。
狸姫「…………私から貴方に伝えることは以上です。では」
狐「…………ま、まひぇ…………」
男に呼び止められ、俺の部屋を去ろうとしたヒメはため息をついてから振り返った。
狐「まひぇ、たぬひの、ひみ…………ふべて…………俺は、ふべて、わはっている…………。…………ひ……ひみは…………ほの男に…………洗脳…………さえてる…………そう、だろう………………?」
狸姫「…………っすぅーーーー……………………………………………………はい???」
ヒメが見たことない顔してる……
狐「ああ、はんという悲劇…………ほの男が、里に来さえひなければ…………ほれと、ひみは、今頃ひあわせなふうふ生活を…………! さぁ、目ほ覚まへ、たぬひのひみ…………! いまほそ、ほれ達でひんじつの愛ほ…………!」
……こ、こいつ……どういう、思考回路してるんだ……
狸姫「……そもそもなのですが……」
狐「はんだい、たぬひのひみ」
狸姫「……貴方、いったい誰なんですか? 私にとって、なんなんです? 何を根拠に、私が貴方の求婚を受け入れると思っているんですか?」
狐「…………おお、ほんな事も忘れてひまっているのか…………ひま思い出はへてあげよう…………」
D「おいおいウソだろ……語りだすのかよ……」
ーーーーー
それはまだヒメとその狐が子狸と子狐だったころ。
狸と狐の種族間の溝もそこまで大きくなく、2人はよく友達として一緒に遊んでいた。
ある日、いつものように草原で遊んでいた時の事。
子狐「ねえ、たぬきのきみ!」
子狸「なあに?」
ヒメに対する呼び方は、この頃からだった。
子狐「ど……どんな、男のひとが、すきなの?」
子狸「えーとねー…………強くて、かっこいいひと!」
子狐「ふ、ふぅん。じゃあ、ぼくが、強くて、かっこよくなるから! そうしたら、たぬきのきみをお嫁さんにもらいに、むかえにいくよ!」
子狸「うん。がんばってね」
ーーーーー
狐「といふ硬い約束が……」
D「あっっっっっっっっっっっさ!!! 約束どころかただお前の一方的な宣言じゃねぇか!!! ヒメの反応もうっっっっすいじゃねぇか!!!!!」
黙を貫こうと思っていた俺も思わずツッコむぞ!!!
狐「ふるはいッ! お前は黙っへろッ!」
ちなみに当のヒメはというと…………
狸姫「………………??? ………………ぁ…………あー…………なんか確かに……狐の男の子と遊んでいた時期があったようなぁ………………???」
呆れ、困惑、首傾げ。
狐「ほぉ……! たぬひのひみ……! 記憶が戻ってっ…………!」
狸姫「……いや。ごめんなさい。思い出す必要もない記憶を思い出そうとするという、無駄な時間を過ごすところでした。だって、その記憶を私が覚えていても、覚えていなくても、あなたを伴侶に選ぶなんてありえませんから」
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