74:名無しNIPPER[saga]
2025/07/09(水) 18:05:19.18 ID:AZYsD0YE0
???→ブラウニー「わたくし、妖精の『ブラウニー』と申す者です〜……家事全般が得意です〜。もちろん、お掃除の方も〜……♪」ぽわぽわ〜
ブラウニーと名乗ったその少女は、よくよく見れば異質だった。
白い肌に赤い瞳。(ついでに巨オパーイ)
普通の人間とは思えない。
(……そういえばブラウニーと言えば文字通り「茶色」なイメージだが、その要素はあまり見受けられない。唯一、セミロングの茶髪がそれっぽい)
D「妖精……??? ぶら……ぶらうにー、ってあれか? チョコレートケーキの……」
ブラウニー「そっちではないですね〜…………」
D「……ってことは……人間じゃない?」
ブラウニー「そうですそうですー……♪ わたし、家事をするのが大好きなタイプの妖精でして〜……人間さんのおうちの家事を勝手にやらせていただいてたのですが〜…………ポルターガイストと間違えられて、『おはらい』とやらをやられてしまって、追い出されてしまいましてね〜…………」
D「あーーーー……なるほどッ」
まあ、頼んでも無いのに見えない何かが勝手に家事をしていたらそうなるわな。
よく見れば、段ボールにはつたない日本語で「ひろってください」と書かれている。
ブラウニー「酷いですよね〜……そんな事が何回も続いたので、流石のわたしも疲れてしまいまして〜…………わたしの姿が見える人を、ご主人に決めようと、そう考えていた所だったのです〜」
ブラウニーは楽しそうにクルクルと回る。
ブラウニー「そうしたらそうしたら〜、ご主人様が現れました〜♡ なにやら、『お掃除』してくれる妖精を探しているお様子〜、それに〜、わたしの事が見えるお方〜♡」くるくるくる〜♡
妖精ってか「怪異」っつったんだけどな。
ブラウニーはグッ、と両手を握り締めこちらを見る。
ブラウニー「これは運命ではありませんか〜! ご主人様と呼ばせて下さ〜い! わたしを、あなた様のおうちで働かせて下さ〜い!」ふんすっ
D「……あー……いいよ。いいけど、『おうち』の『家事』とはかなーり勝手が違うから、まずは試用って事でお願いしようかな」
ブラウニー「わかりましたぁ〜♡ ぜぇ〜ったいに、正規雇用まで結び付けて見せますよ〜♪」
ーーーーー
ブラウニー「便利ですねぇ〜……ゆ〜ちゅ〜ぶとあまぞんっていうのは〜♪」
D「スゲーーーーー…………」
そしてブラウニーは、たった数日でマンションの貯水タンクの掃除をコンプリートしてしまった。
Youtubeで業者の掃除の仕方をみて、Amazonで用品を購入して、タンクを本物の業者の如く掃除してしまったのだ。
職人のように袖をまくられたメイド服は、濡れたり汚れたりしているが、それを気にしている様子はない。
ブラウニー「まだまだお掃除すべき部分はありますが…………この大きさの建物の壁や部屋、廊下や側溝を掃除しようとすると、かな〜りかかっちゃいますね〜……。ご主人様〜、ご相談なんですが〜、試用期間を4か月ほどいただければ、そういった結果を見せられるのですが〜……」
D「採用」
ブラウニー「……ほぇ?」
D「正式採用に決まってるだろこんな有能!!!!! 私は君を俺のメイドとして雇うことにします!!!!! 一部屋あげます!!!!! 家賃は支払わなくてヨシ!!!!! というか普通に清掃費もろもろ払います!!!!!」
ブラウニー「あ、あの〜……まだ貯水タンクしか洗ってないのですが〜…………?」アセアセ……
D「全くの素人状態からYoutubeとAmazonだけで数日でタンクを洗えちゃうのは異常です!!!」
そうして、ブラウニーはウチのマンションの専属メイドとなったのだった。
ブラウニーの希望から、部屋は507号室(マンションのほぼ中心に位置する部屋で、どこからでも近いかららしい)となった。
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