100: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/09/06(土) 11:32:30.38 ID:3kixsW2UO
ルシファー「ふあ…」
オルフィアとのまぐわいから3日ほど眠った魔王。普段の睡眠を思うと昼寝のようなものだが、目を覚ました女形態の魔王は魔物領特有の薄暗い外を窓から見つめた。日の光がほとんど差さず、異形の飛行魔物が下品な鳴き声を上げて旋回している。
ルシファー「今日もいい天気だな」
青光りする玉のような肌とMカップ爆乳をさらけ出しているが、これは魔王が寝るときは全裸派だからだ。少し魔力を込めればセクシーかつ威厳のある装束に身が包まれる。
ルシファー「ベルゼブブからのテレパシーもない。急を要する事はないようだ」
高いヒールが床をカツカツ鳴らし、魔王は扉を開いた。魔王の部屋は雲まで届く魔王城の最上階にあるため、静かなものだった。
ルシファー「少し歩いてみようか」
ルシファーが下層へ歩みを進める。最上階から3階層下までが大幹部以上立ち入りが許された領域で、更にそこから10階層下までが幹部クラス以上の領域となる。腕に覚えのある魔物は幹部を目指して功を急いでいた。
魔王は誰とも遇わず幹部クラスの居住区に降りた。すると目の前から幹部のバンダースナッチが歩いてくる。彼は狼男の魔物で、灰色の体毛に覆われた屈強な肉体と牙を武器に立ち回る強者。そして魔王への忠誠は幹部の中でも折り紙つきだった。それを証明するように、魔王を視界に映した途端に駆けて近寄ってくる。
ざざざざ
バンダースナッチ「これは魔王様!お目覚めで、どちらにいかれるのですか」
ルシファー「あてはない。どうだバンダースナッチ、酒でも飲もうか」
バンダースナッチ「身に余る光栄!すぐに用意いたします……あ」
バンダースナッチが思い出したような声をあげ、頭をかく。魔王は言葉を待った。
バンダースナッチ「ジュルレが魔王様へのお目通りを望んでおりました。やつは団長クラス。身分を弁えろとは忠告しておきましたが、妙に思い詰めていた様子なので一応ご報告させていただきますぜ」
ルシファー「ふうむ」
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